仕事は、結果がすべてだという人がいるけれど、
仕事は、過程がすべてのような気がします。
「やります」「できます」ということは、誰でもできる。
でも、
それよりも多くの時間を使って、
何かをつくりあげてきた人には、
それなりのすごさがあるし、
本物はそこにある。
プレゼンテーションでうまい言葉をならべても、
実際、それをつくりあげる過程が
すべての正体をばらしてしまう。
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ナガオカケンメイさんの著書「ナガオカケンメイの考え」の一節です。
自分がつくった商品がたくさん売れること。
展覧会やコンテストで受賞すること。
競技会で表彰台にあがること。
それらは、一つの「結果」だといえます。
でも、
その「結果」は、
それまで積み重ねてきたものがあって生まれるもの。
「結果」は、「過程」の途中にあるものだと思います。
すばらしい「結果」を手に入れたら、人生が変わるのか?
そんな問いがありますが、
私の答えは、「変わらない」だと思います。
繰り返しになるけれど、
「結果」は、「過程」の途中にあるからです。
「結果」を手に入れる前と、後で、
異なる人間に生まれ変わるわけではないですし、
すばらしい「結果」を手に入れると、
周りの人からちやほやされるかもしれないけれど、
そういうことで「人生が変わった」と思うのは、
勘違いにすぎないですね。
本当にすばらしい「結果」を出す人は、
その人のちょっとした発言や態度などに
それまで積み重ねてきた「過程」が透けてみえて、
「本物」を感じさせるのだと思います。
日頃の積み重ね、「過程」がすべて。
おろそかにしないように、頑張ろう。
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