2014年8月4日月曜日

「過程」がすべて



仕事は、結果がすべてだという人がいるけれど、

仕事は、過程がすべてのような気がします。

「やります」「できます」ということは、誰でもできる。

でも、
それよりも多くの時間を使って、
何かをつくりあげてきた人には、
それなりのすごさがあるし、
本物はそこにある。

プレゼンテーションでうまい言葉をならべても、

実際、それをつくりあげる過程が

すべての正体をばらしてしまう。

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ナガオカケンメイさんの著書「ナガオカケンメイの考え」の一節です。

自分がつくった商品がたくさん売れること。
展覧会やコンテストで受賞すること。
競技会で表彰台にあがること。

それらは、一つの「結果」だといえます。

でも、
その「結果」は、
それまで積み重ねてきたものがあって生まれるもの。

「結果」は、「過程」の途中にあるものだと思います。


すばらしい「結果」を手に入れたら、人生が変わるのか?

そんな問いがありますが、
私の答えは、「変わらない」だと思います。

繰り返しになるけれど、
「結果」は、「過程」の途中にあるからです。

「結果」を手に入れる前と、後で、

異なる人間に生まれ変わるわけではないですし、

すばらしい「結果」を手に入れると、
周りの人からちやほやされるかもしれないけれど、
そういうことで「人生が変わった」と思うのは、
勘違いにすぎないですね。

本当にすばらしい「結果」を出す人は、
その人のちょっとした発言や態度などに
それまで積み重ねてきた「過程」が透けてみえて、
「本物」を感じさせるのだと思います。

日頃の積み重ね、「過程」がすべて。
おろそかにしないように、頑張ろう。

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