2017年1月31日火曜日

【上昇していますか? 下降していますか?】




「上り調子」とか「上昇曲線」とか言いますが、

右肩上がりのイメージを持ちたいと考えることがあります。

なんとなく調子が上がらない時、なんとか方向を上向きにしたいと思うものです。

心理学者の河合隼雄さんのエッセイ「働きざかりの心理学」の中に、次のような記載がありました。

「人間の人生は上昇と下降を同時に行っているものなのである。若さにものを言わせて、どんどん上昇しているように思っているときでも、それは実のところ死に近づいているのであり、老人になってひたすら体力は衰えてゆく一方であっても、たましいの方は上昇し続けていることもある」

「頑張りさえすれば何でもできる、と言いたいほどの自信を持ちつつ、一方では、自分の力ではいかんともし難いことがこの世に存在することを知り、謙虚な怖れの感情を体験することも、人生には必要なように思われる」

河合さんの指摘を読むと、物事の表裏一体について考えさせられますし、物事をどちらの面でとらえても、もう一面の存在を頭の片隅に置いておくことが大切なように思います。

上り調子だからといって、良いばかりではなく、下り調子だから悪いばかりでもない。
そう思える心のゆとりを持っておくとよいのかもしれません。 





2017年1月30日月曜日

【「幸せのものさし」を、持っていますか?】

長崎駅前にて

「この中で、結婚している人、手を挙げて!」
ある飲み会にて、既婚者の男性が、参加者にこう呼びかけました。

男性の参加者がほとんどで、女性の参加者は2人、独身だったのは私ひとり。
パラパラと手が上がるなか、私一人は、それを眺めていました。

「あの呼びかけは、一体、何のためだったんだろう・・・?」
心の中に疑問を抱えましたが、それを口に出すわけにもいかず、
そのまま飲み会は終わりました。

後日、ある女性の先輩に「実は、こんなことがあったんですよ」と話したところ、

「ああ、それは、あなたのこと妬んでるんだわ」と一言。

先輩の説明は、次のようなものでした。

あなたの仕事ぶりなのか、あなたの日頃の言動なのかは分からないけれど、
その男性は、あなたのことを羨ましく思っている。
あなたと同じようにできない自分が悔しいのかもしれない。

その人の頭の中にある「女性はこうあるべきもの」という範囲から
飛び出している女性を認めたくない気持ちもあると思う。

だから、あなたに「おまえは、結婚してないだろ」という
マイナスのレッテルを貼りたかったんじゃないかしら。
あなた一人が手を挙げられない話題を振って、
「ほら、みろ。お前は、たいした人間じゃない」ということにして、
自分を安心させたかったんじゃないかな?

その先輩の説明と、その男性のことを重ねあわせると、
なんとなく思い当ることがありました。

「やっかいな人ですね。その人は、その人で好きにしたらいいじゃないですか。
私がどうしようと、ほっといてくれたらいいのに…」と、私。

優しい先輩は、
「あなたのことが気になるんじゃないの? 魅力があるから、妬まれるのよ」
と慰めてくださいました。

「そっかぁ、私、魅力があるんですね(笑)」

私は、少し、ほっとしていました。
正直なことを言えば、「結婚している人は手を挙げて!」と呼び掛けられて、
全員が挙手する中、手を挙げられなかった私は、少し凹んでいたからです。

自分で歩いてきた人生ですから、
過去のことを後悔しても始まらないし、
特に後悔することがあるわけでもないのですが、
なんだか、とても悔しかったのです。

先輩のアドバイスを受けて、
「自分の幸せは、自分のものさしで測る」ということを思い出しました

その男性が押し付けてきた「幸せのものさし」に、
私の幸せをあわせて測る必要はなかったのに、そうしてしまったように思いました。

世の中には、男性・女性問わず、「こうあるべきもの」という「ものさし」があり、
大勢の人が持っている「ものさし」から外れて生きていくには、エネルギーを必要としますね。

自分自身が持っている「幸せのものさし」も、一定のものではなく、
様々な人の影響を受けて変わるものです。

ただ、押し付けられた「ものさし」にあわせても、
自分の幸せは測ることができない。

自分自身の「幸せのものさし」を、
無理に曲げたりする必要はないのだと思っています。



2017年1月27日金曜日

【道は、自ら切り開くもの?】

スーパーで調達した晩御飯、ちらしずし。長崎にて。


道は、自ら切り開いていくもの。
知恵や知識は、自ら身に着けていくもの。
人は、自らが向き合うことで、つながることができるもの。

そんなふうに考えて、
「道を、切り開こう」
「知恵や知識を、身に着けよう」
「人と向き合おう、人とつながろう」と、少し焦っていた時期があります。

自分=我 が強いのかもしれません。

自らは、「みずから」とも、「おのずから」とも読めることを知りました。

「道を、切り開こう」「知恵や知識を、身に着けよう」「人と向き合おう、人とつながろう」という意識を持つことはよいけれど、むしゃらにするものではなく、好きな方向に進んでいたら、自然にそれができていたという感じになりたいものです。

道は、自分の前にあるのではなく、振り返ると、そこにあるもの。

そんな言葉があったことを、思い出しました。

道は、自然に開けてくる。
そういうものかもしれません。

2017年1月26日木曜日

【「理想の私」をイメージし、「現在の私」を確認。そこに、あと一つプラスすることで、自走できる】

五島うどん 長崎にて


「その三角形は、分かりやすいです!」

コーチングの手法を使った「言葉のワーク」の打ち合わせをしていたところ、こんな感想をいただきました。

コーチングでは、
「理想の私」=理想 
「現在の私」=現状 
を明確にし、理想と現実のギャップを確認していきますが、
ここには、落とし穴があるので注意が必要です。

2020年の東京パラリンピックに、日本代表として出場する」=理想 を描いたものの、現状に目を向けた途端、
「日本代表に選ばれるには、タイムがほど遠い」
「練習が必要だけど時間がつくれない」
「コーチをつけるお金もない」などなど、
「できない」「むつかしい」ことばかりが思い浮かんで、心が折れる“落とし穴”にはまるのです。

理想と現状のギャップに愕然となり、前に進めなくなるのです。

「理想」は、大きくても構わないのですが、これを実現するためのプロセスは、より具体的で、細かい目標を立てていく必要があります。

そこで必要になるのが、現状を理想に近づけていくための行動です。

「明日から、やってみること。明日から、できること」=行動 を加えると、
前進ができます。

例えば、「トレーニングの時間をつくるために、朝、30分早く起きる」
これも一つの行動です。

「できない」「むつかしい」ことについて、
解決方法を見つけることも大切ですが、
行き詰まってしまいそうな時は、少し脇へ置いておきます。

そして、まず、「明日からできること、やってみること」を考えて、実践する。

一つひとつの行動を重ねると、それが自信になっていきます。

「理想の私」
「現在の私」
その間をつなぐ「明日から、やってみること」をつくりましょう。


その三角形のサイクルを回して、前進していきましょう。

2017年1月25日水曜日

【直感に従うのが、正しい?】

長崎ちゃんぽん 食べました

「大事なことは、自分の心に、自分の直感についていくことだ」
アップルの創始者スティーブ・ジョブス氏の言葉だそうです。

自分の直感には、根拠になるものがありません。
直感に頼って、何かを選んだり、物事を決めたりすることには、
不安がつきものだと思います。

他の人の意見を聞いたり、
過去の事例やデータを調べたり、
物事の判断に必要な根拠を準備できたら、不安は減るかもしれません。

しかし、どんなに根拠をそろえても、
不安が100%無くなることはないでしょうし
予想外のことが起きる可能性を消すこともできないでしょう。

最近、読んだ本のなかに、自分の欠点や短所が気になったら、まずは、それをリストアップしてみて、それとは逆の可能性を書いてみるという紹介されていました。

例えば

・短気である
・人見知りである
・趣味が少ない

という短所が気になったら、

・神経が細やかで、他人の言動に敏感である(他人の言動に注意が向いている)
・仲良くなった人とは深くつきあえる
・1つの趣味を深く追求できる

というふうに、逆の可能性を探ってみるというものでした。

短所と思っているものは、

実は、裏を返すと長所になる可能性を秘めているかもしれません。

ジョブス氏は、直感について「ついていく」と表現しています。

つまり、自分の直感で何かを選んだら、

あとは、自分の選んだものを「正解」にするという意味です。

物事の選択や、判断において、

何が正しかったかは、自分で決める。

短所だと思っていることに、長所の可能性を探ってみると、

違う角度から、自分が見えてくるかもしれません。




2017年1月23日月曜日

参加者募集 【ママに効く!ファンクショナルピラティス&言葉のワーク】


ママに効く!お子様連れOKファンクショナルピラティス&〈ココロのモヤモヤを整理する〉言葉のワーク

1月28日(土)@池袋にて開催

●<前半>12:30~13:30
もやもやをスッキリして、
子育てを楽しくする「言葉のワーク」


子育てをしているパパ・ママの皆さん、
もやもやしていることがありませんか?

お隣のママさんと比べて、
つい凹んでしまう。
子どものことは好きだけど、
このままでいいのかな…と思ってしまう
結構頑張っているんだけど、
なんとなく達成感が得られなくて
悩んでいる、などなど。

そのもやもやを外に出して、
頭の中を整理をしてみませんか?

毎日の子育てをもっと楽しくするには、
どんなことしていけば良いのかを
一緒に考えてみませんか?

「言葉のワーク」は、
自分が抱えているもやもやを
「言葉」にして外へ出すことで、
確認、整理をするワークショップです。
もやもやをスッキリさせ、
さらに
「これからの自分がどうなりたいか」
「本当はどうしたいのか」
を見つけていきましょう!!
きっと毎日が楽しくなりますよ!!

■担当講師:河原レイカ
(一財)生涯学習開発財団認定コーチ

パラリンピックの取材経験から、
自分の強みと弱みを知ることや
モチベーションを高めること、
人間関係のつまづきを解きほぐすことの
重要性に気がつき、コーチングを学ぶ。

就職活動中の大学生から個人経営者まで
幅広い層を対象に、
「なりたい自分になる」
「夢を実現する」をサポートする
コーチングを提供している。

*******************

●<後半>13:30~14:20
「産後ママに効く!!
ファンクショナルローラーピラティス」


「ファンクショナルローラーピラティス」とは
フォームローラー(ストレッチポール)を
使用してフロアでおこなうエクササイズです。

ローラーを使う事により、
適度な抵抗とサポートを得られ、
不安定な形状の上でエクササイズを
おこなう事により、
体幹の安定性、バランス能力を促し
身体への気付きと集中力が増します。

そして、ローラーがあることで
エクササイズを正確におこなう事が
できます。
エクササイズのバリエーションも多く、
ご自分の身体の状態に合わせて
おこなうことができるので、
産後のママにもピッタリ。

今の身体の状態に合わせて、
最適なエクササイズを組み立てること
ができます!

ローラーを使用したストレッチや
マッサージもおこないますので、
リフレッシュとリラックスを
体感していただけるレッスンです。

毎日の授乳による肩こりや首こり、
抱っこによる腰痛、
添い寝による背部痛、などなど
育児中のママの身体は緊張と疲労で
ガチガチ……

そんな疲れて固まりがちな身体を
おもいきり伸ばして、
心地よい汗をかき、
すっきりリフレッシュしましょう!!

※ピラティスへのご参加は、
産後3ヶ月以降、体調に問題のない方
とさせていただきます

■担当講師:内田亜希
ヨガインストラクター
ファンクショナルローラーピラティス
ベーシックインストラクター

*******************

●14:20~15:00 ティータイム交流会

スイーツ&お茶をいただきながら、
他のママとの交流を楽しみましょう!
助産師やドゥーラ、それぞれの講師も
参加いたします!
助産師による育児相談や母乳の相談も
受け付けます。

*******************

〇会場:池袋 ママのココロ
「ママコロ広場」

http://www.mamacoro.com/cp/map.html

〇日時:2017年 1月 28日(土)
12:30~15:00
(※時間配分は変更する可能性がございます)

12:00 会場(昼食持ち込み可です。
離乳食などどうぞ)
12:30~13:30 言葉のワークショップ
13:30~14:20 ファンクショナル
ローラーピラティス
14:20~15:00 ティータイム交流会
※お茶・スイーツ付き交流会を
楽しみましょう。

〇費用:3,500円
〇定員:約10名 ※お子さま除く
〇持ち物:筆記用具・お飲物
(ピラティスの際の水分補給用)
タオルなど
※お子さま連れの場合は、
お子さまのお飲物や他、必要物品
授乳される方はケープなど
お持ちください。

※動きやすい服装でお越しください。
(お着替えも可能です)
※ご提供のスイーツは
アレルギー対応はいたしておりません。
ご了承ください。  

★<見守りつき>ですので、
どうぞ安心して、お子さま連れで
お越しくださいませ。

★お申込みはこちら
http://femiliko.luna.weblife.me/event-workshop.html

⇒リンクがつながりにくい場合は、
メールにて、reikakawahara@gmail.com

までご連絡ください。

<1/28イベント参加希望>と
お書きいただき、
お名前・お子さま連れの場合は
お子さまの月令とメールアドレス
を明記の上、お送りください。


2017年1月19日木曜日

【自分のことは、自分では分からない。ネガティブ思考のループに、はまってしまったら?】

コーチング用の名刺ができました

嫌な出来事や悩みは、「考えないようにしよう」と思えば思うほど、頭から離れないものですね。

嫌な出来事や悩みについて「ああでもない、こうでもない」「あぁ、嫌だわ」などなど、マイナスのことを繰り返し考えてしまう「ループ」にはまること、経験がある方、多いのではないでしょうか?

ネガティブ思考のループにはまっている時は、「時間がもったいない」「生産性がない」と感じられ、気持ちはますます暗くなります。

そんな「ループ」から抜け出すには、どうしたらいいでしょうか?

私の場合、まず、「自分」と距離を置くのが効くようです。

「自分」と距離を置くとは、「自分」の視点で考えることをいったん止めて、
「他人」の視点に立って、物事を捉えるということです。

私にとっては、嫌な出来事であっても、

それを、友達の視点から見たら、どう見えるか。

会社の同僚の視点から見たら、どう見えるか。

異なる立場、異なる視点に立って、

自分のことを眺めてみると、気持ちが冷静になっていきます。

他者の視点を持つことで、思考のループを停止できるのです。

「俯瞰(ふかん)」という言葉がありますが、今年の干支は、「酉(とり)」。

空の上から自分を眺めるような視点をもつと、自分がネガティブに捉えていることが、いかに小さく、つまらないものであるか、気がつくことになりそうです。



2017年1月18日水曜日

【一歩、前へ】


「一歩、前へ」


ラグビーの名将が使っていた言葉だそうです。

シンプルですが、とても意味深いですね。

どんなに小さなことでも、行動を起こすことが大切。

特に、大切な場面で緊張したり、不安に陥った時には、

「一歩、前へ」という気持ちが、それらの感情から自分を解放してくれるのだと思います。

私が提供しているコーチングでは、目標に向かうために、行動を具体的にすることを大切にしています。

「いつまでに」「何を」「どの程度、実行する」

これらを明確にできると、ほとんどの方が、次の行動がとれるようになります。

小さなことでも行動できると、視野が拡がり、新しい世界が見えてきます。

「一歩、前へ」は、

閉じこもっていた自分自身の殻を破る最初のアクションなのだと思います。

チューリップやヒヤシンスの球根は、

一定期間、寒さに当てないと

花を咲かせることができないそうです。

球根は、寒さの中で、じっとしているように見えますが、

春に備えて息づいており、一歩、前へ。一歩、前へを重ねているのだと思います。

そして、春になると、それまでの小さな積み重ねを土台に、一気に花を咲かせるのです。

寒さに負けず、今日の「一歩、前へ」を踏み出しましょう。

2017年1月16日月曜日

【「無意識」に、効果あり?】

ケーキのように作られた焼きプリン

「あなたが居てくれて、よかったです。どうも、ありがとう」

先日、あるセミナーに出席して、
終了した後で、講師の先生に挨拶にいくと、逆に、お礼を言われました。

驚いて理由を尋ねたところ、
「一番前で、あなたが時々、頷いてくれたから、安心して話せたんです」
とのことでした。

私は、相手の話を聞きながら、よく頷きます。
頷きは、相手の話を聞く立場になると、無意識にしてしまう動きです。
以前に、友達から「よく、頷いているよね」と言われたので、
どのくらい頷いているか、意識してみたことがあるのですが、
数えきれないくらい相当に頷いていました。

頷きすぎかと思って、少し抑えてみたこともあるのですが、
居心地が悪くなり、落ち着きませんでした。
体に染みついてしまった癖のようなので、
頷きを気にしたり、抑えることは諦めています。

今回は、お話をした方の安心につながりましたので、
『「無意識」が、役に立った』といえそうです。

最相葉月さんのノンフィクョン「セラピスト」に、
意識と無意識について、書かれていました。

「そもそも、意識すれば治るというのは、不思議な話である。意識することでかえってひとつのことに固執したり、悩みが深まって身動きがとれなくなったりすることもある。
ところが、精神分析に限らず、十九世紀末、西洋近代に誕生した臨床心理学のほとんどの理論では、意識すれば治る、が大前提となっていた。
心を知ることができるのは自分だけだが、自分にも分からない部分があって、それを無意識と呼ぶ。そして、無意識を意識化するための橋渡しをするのが精神分析などの心理療法で、意識化はいずれも言葉によって行えると考える。無意識にとどまっているものが病を引き起こすと考えるからこそ、言語化することが治療につながると考えられたのだ」

たしかに、「意識すれば、治る」と考えがちな傾向はありますね。

私個人は、ある医師から、「僕らは、目の前に患者さんが来たら、治さなくてはと思う。良い選択肢が見つからない場合でも、治す方向に向かって、何かしないといけないと思う。何もしない、という選択をするのは難しいですね…」という主旨のお話を聞いた経験があります。

人の思考や行動について考える時、あいまいなものは、明確にしたほうが良い。
無意識なものは、言葉にして、意識できたほうが良い。と捉えてしまいがちなのですが、
実は、必ずしも、そうではないかもしれません。

ケース・バイ・ケースに依ると思いますが、
あいまいなもの、無意識にあるものが、
何らかの効果をもたらす側面はありそうです。
  


2017年1月13日金曜日

「言葉にできる」ことは大切。でも、「言葉にできない」ものは?

アーモンドクリームのロールケーキ、美味しかったです

「言葉にできる」ことは、大切。

でも、「言葉にできない」、「言葉にならない」、

あいまいなもの、感覚的なものも大切。

それらにじっくりと向き合い、受けとめてあげることが、

それまで見えていなかったことに気がつき、成長や成熟につながる。

最近、そんなことを考えています。


ただ、「言葉にできない」「言葉にならない」ものを抱えて、硬く閉じていた心の扉も何かのきっかけで、スッと開くことはありますね。

関わりのある人についても、そう感じることがあるし、

自分についても、そうだな。と思います。

何かは、扉をたたくノックのようなものかもしれないけれど、

どんなノックがいいのか、強さ弱さ、たたき方は、人それぞれ。

あいまいなものでも、必要な時がきたら
「言葉にできる」と信じて、

前に進むことかもしれません。