2014年8月18日月曜日

敵に教えられる



「敵」は、自分を映す鏡 になるかもしれません。

考え方や価値観が異なる人と
一緒に仕事をしなければならないとき、どうしていますか?

私の場合、
「考え方が通じ合わない人とも、通じ合うように努力するのが大事」
と思いつつ、

なかなかうまくいかないというのが本音です。

どうしたら、いいかしら? 

相手を変えるのは難しいので、自分が変わるしかない。

相手や状況は変わらないけれど、

それらに対する自分のとらえ方を変えてみると、

気持ちが少し変わってくる気がします。

ヒントになったのは、

松下幸之助さんの「敵に教えられる」(下記、一部改変)
という言葉です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自分が正しいと思いこめば、
それに異を唱える人は、万事正しくないことになる。

己が正義で、
相手は不正義なのである。

いわば敵なのである。

だから憎くなる。倒したくなる。

人間の情として、これもまたやむをえないかもしれないけれど、

その相手からも、実は、いろいろの益を得ているのである。

相手がこうするから、自分はこうしよう。

こうやってくるなら、こう対抗しようと、
あれこれ知恵をしぼって考える。

そうして、しだいに進歩する。

自分が自分で考えているようだけど、

実は、相手に教えられているのである。

相手の刺激で、わが知恵をしぼっているのである。

敵に教えられているとでもいうのであろうか。

倒すだけが能ではない。

敵がなければ、教えもない。

従って進歩もない。

だから、むしろその対立は、対立のままにみとめて、

互いに教え、教えられつつ、進歩向上する道を求めたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

敵に教えられる。

深いですね。

まだまだ暑さが厳しいけれど、
今日も、がんばりましょう♪


0 件のコメント:

コメントを投稿