2017年9月28日木曜日

ハッキリさせない、あいまいなままで、いいですか?

 
#秋鮭のコロッケ#伊勢原#ランチ


曖昧なものをハッキリさせることが大事だと思っていました。

でも、曖昧なものを、あえて曖昧なままにしておくことも大事だなと思います。

曖昧だからこそ、これまでにないアイデア、手法が工夫され、新しいものが生み出されることがあるからです。

コーチングでは、クライアントさんとともに将来ビジョンを描いたら、それを達成するための目標を立てていきます。
曖昧なものを、言葉にすることで頭の外に出す。
すると、さまざまなことが明確になり、行動をしやすくなるからです。

でも、あえて「曖昧さ」「不確かさ」を長く保持しておこうとする人々がいるそうです。

例えば、アーティストやデザイナー。

彼らは、なるべく「一般化」することを避けます。「これは、こういうものだ」「これは、こうあるべきだ」と一般化して位置づけることで、それはルールに発展する傾向があります。すると、限定的なものになり、つまらなくなってしまいます。

アーティストやデザイナーは、曖昧さ、不確かさと共生することが上手で、そこから何かをつくりだすことができる人たちです(参考:「クリティカル・メイキングの授業」)

曖昧だからこそ、どのように明確化するかを考えることになり、
その過程でさまざまな気づきが生まれる可能性があります。
アーティストやデザイナーでなくても、「曖昧さ」と「明確さ」と上手くつきあっていくと新しい気づきが得られるのかもしれません。


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1on1 コーチングを受けてみたい方、1名のみ受け付けます。
2017年内は、今回の募集1名を受け付けたら定員いっぱいになりそうですので、年内の募集は締切ます。ご関心のある方、詳細をお知らせしますので、メールにてご連絡ください。
#自分掘り起し
#コーチング
#自己啓発

2017年9月27日水曜日

人間関係、数打てば当たる?


#大豆#トマト煮#副菜

「経験が多ければ、そのうちにトラブルに出会うのは自然なこと」

海外で仕事をしていた知人から、こんな話を聞いたことがあります。

財布を擦られたり、商品を割高な料金で売りつけられたり、
飛行機に乗せたはずの荷物が、到着した空港に着いていなかったり、
海外に渡航すると、なんらかのトラブルに出会うケースがあります。

海外に行く機会が多くなればなるほど、
文化が異なる国で何らかのトラブルに出会う可能性は高くなる。

今回のトラブルは、たまたま、その一つに過ぎない。
そう思うことで、トラブルにあった時のショックを和らげ、
慌てないようにしているそうです。

「数打てば、当たる」という表現もありますね。

環境や文化の異なる国にいく数が増えれば、トラブルに当たる確率は高くなりそうです。
そのことを自覚して、上手に対応できるといい。

海外に限らず、仕事でも、プライベートでも、人と出会う機会が増えると、さまざまなことが起こります。

気の合う人と出会えることもあれば、なかなか気の合わない人と出会うこともあります。
なかには、トラブルメーカーのように思える人がいるかもしれません。

「嫌だな」と感じた人に出会った時、
いろいろな人と出会っているのだから、なかにはこんな人に当たることもあるよね。
と割り切れたら、少し楽になるでしょうか。

人間関係も「数打てば、当たる」と割り切って、整理したいものです。

#自分掘り起し
#コーチング
#自己啓発











2017年9月22日金曜日

「インスタ映え」に、モノ申す?

#コカコーラ#横浜

インスタグラムというアプリ、使っていますか?

略して「インスタ」。
この「インスタ」で映える写真を投稿するために、
インパクトのある写真が撮れる場所に出かけたり、
色合いや盛り付けが面白いお料理を出しているお店に行ったりする。
そんな「インスタ映え」を狙う人が増えているそうです。

インスタ用に撮影するために食べ物を購入して、
食べずに捨ててしまうようなことがあるとしたら、
それは、ちょっとどうかと思いますが、
 「インスタ映え」を狙って、いろいろな情報収集したり、
どうしたら、綺麗で、インパクトのある写真を撮れるのかを
検討したりすることは、モノを見る目を養う気がします。

光と影のこととか、構図とかは、一眼レフのカメラで
写真を撮る時に考えたりするのと同じですし、
どんな写真を投稿したら、多くの人に注目されるかを考えるのは、
商品を開発するとか、販売するとか、そういう仕事の考え方につながっている気がします。
日常生活の中で、楽しみながら「インスタ映え」を狙っていたら、
実は、とても勉強になっていたり、
スキルを身に着けることにつながったりするんじゃないかな。

「インスタ映え」

この先、どこまで流行るでしょうね?
そのうち、教科書にも出てきたりして?


 #インスタグラム
#自己啓発

2017年9月21日木曜日

こんな私ですが、何か?


「引っ越しをしたんだって?」
たいして親しくもない人がいきなり連絡をしてきて、質問されました。

「ええ、そうなんですよ」と答えながら、
「たいした情報でもないのになぁ。この人は、一体、何を知りたいのだろう?」
と思いました。

以前には、「休みの日は、何しているの?」と聞かれ、
隠すこともないので、話してもいいのですが、
実際にしていることを話したら、
その情報を井戸端会議のネタに使われそうで、
それはそれで何となく嫌な気持ちもあり、
「別に、普通ですけどぉ~」と適当に流して交わしています。

他人に迷惑をかけることはしないようにと思いますが、
他人の目を気にしすぎて、自分のしたいことを抑えたり
他人の評価を気にして、自分の信念を曲げたりはしたくない。

だから、本当は、いろいろ詮索されても
正々堂々と「こんな私ですけど、何か?」と言えるような自分でいたいと思います。

でも、時々、いろいろなしがらみの中で面倒くさくなってしまって、
「こんな私ですけど」という部分をあまり表に出さないようにするほうを
選んでしまったりします。

生きていくうえで、それも一つの戦略だと思うからなのですが、
「こんな私ですけど、何か?」と言えるくらい、
自分に自信を持って、ガンガンかっと飛ばして進めたらいいのにな。
と思ってみたりもします。

#自分掘り起し
#コーチング

#モチベーション

2017年9月14日木曜日

「自分を諦めない」




『若い頃の夢って、ざっくりしていた方がいい。
そして、たくさんあった方がいい。
自分にはこれしかないって、あんまり思いつめすぎないほうがいい。
最初から「これしかできない」と思いこまずに、誰かに振ってもらったことは、とりあえず、やってみたらいい』

西原理恵子さんのエッセイ「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」は、
母から娘、息子へのメッセージであるとともに、
仕事や育児に悩む女性たち、男性たちに向けたエールもたくさん詰まった一冊です。

その中の一節「自分がどうしたいのかを諦めないで」には、
壁にぶつかった時に突破するためのヒントがたくさん出てきます。

上記に引用したのは、その一つ。

「やりたいことが、分からない」と悩む人に、「とりあえず、やってみる」ことを勧めています。

「とりあえず、やってみる」をお勧めする理由として、著者は言います。

『才能なんて、最初から「これです」と見せられるもんじゃなくて、人が見つけてくれたりする。自分に何ができるかなんて、やってみなければわからないし、どんな仕事でも、自分が工夫をするうちに、できること、できないことが見えてくる』

『道はひとつじゃない。人生にも抜け道、けもの道があるんです。地図には載ってない道が。自分の進むべき道を曲げる。このプライドのない切り替えが大事』

腹をくくれば、何でもできる。
そんな気持ちにしてくれる本です。

#自分掘り起し
#西原理恵子
#コーチング



2017年9月11日月曜日

なんといっても、かっこいいのは?

なんといっても、役所広司さん\(o)/!

もちろん福山雅治さんは、かっこいいです。
広瀬すずさんも、かわいい。
斉藤由貴さんの色気もキラリなのですが。

でも、やっぱり、役所さん。
役所さんの演技にぞわぞわしました。

是枝裕和監督の映画「三度目の殺人」
福山雅治さん演じる弁護士・重盛は、殺人犯の三隅(役所広司)の弁護を引き受けます。罪を自白していたものの、話が二転三転する三隅。
殺人の動機は何だったのか?
真実は、何か。
人は、人を裁けるのか。
人は、人を救えるのか。
哲学的な問いも散りばめられた映画です。

司法をテーマにした映画といえば
痴漢冤罪を描いた周防正行監督の映画「それでも僕はやってない」を思い出します。
司法制度の闇が描かれていて、「正義って何だろう?」とか「制度の理不尽さ」について考えさせられて、観終わった後に、「三度目の殺人」とはまた違う感じでぞわぞわしました。


2017年9月8日金曜日

ニューヨークへ行きたいか?


ちょっと前まで、ニューヨークに行きたいなんて思いませんでした。
なぜなら、もうずいぶん前になりますが、アメリカの医療関係各所を視察するツアーに同行して取材する仕事をさせていただいた時、ニューヨークに1泊だけ滞在したのですが、その時の印象があまり良いものではなかったからです。

雨がしとしと降っていて、肌寒く、ホテルの入り口で傘をさそうとした瞬間、
濡れていた床でつるっと滑ってしまって、すってんころりん。
幸い怪我はなかったのですが、とても情けない気持ちになってしまいました。

第一印象が良くなかったので、それがそのまま記憶に残っていて、
ニューヨークといえば、雨、薄暗い、そして滑る。
旅行でいくなら、ニューヨークよりは、イタリアのフィレンツェか、フランスのパリがいいなぁと考えていました。

でも、原田マハさんの小説「楽園のカンヴァス」を読んで、ニューヨークに行ってみたいという気持ちが沸いてきました。
この小説は、アンリ・ルソーの「夢」という作品をモチーフにして描かれており、登場人物の一人ティム・ブラウンがニューヨーク近代美術館(MoMA)のアシスタント・キュレーターという設定です。
この作品を読むと、MoMAにある実物の「夢」を見てみたい気持ちにさせられます。

そもそも、この「楽園のカンヴァス」を読もうと思ったのは、
最初に出てくるのは場面が、倉敷にある大原美術館だったから。
倉敷には、河原家のお墓があるので、美観地区や大原美術館には親しみがあり、
どんな小説か気になりました。「縁」を感じたと言っていいかもしれません。

そして、偶然とはいえ、
9月に入ってからニューヨークのことを思う小説を読んだことも、また、
何かの「縁」のような気がしています。

#原田マハ
#ニューヨーク

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2017年9月7日木曜日

「こんな人は、好きになれない」と思うけれど、「でも、こんな人もいるんだよね」と思わされてしまう。それは、「健康に悪いだろうな」と思うけれど、稀に、無性に食べたくなることがあるマクドナルドに似ているのかもしれない


観終わった後、主人公に対して、「好きにはなれない人だなぁ」と思ってしまった映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」http://thefounder.jp/

主人公は、世界最大級のファストフード企業の「マクドナルド」をつくった起業家レイ・ロックです。映画は、レイがマクドナルドをいかにして巨大企業にしていったかを、事実に基づいて描いています。

マック兄弟の店「マクドナルド」と出会ったレイは、オリジナルのハンバーガー製造システムや店舗の運営方法に商機を見出し、フランチャイズ化により、のしあがっていきます。やがて経営方針を巡り、マック兄弟と対立するようになり、姑息な手を使ってでも自分が手に入れたいものを手に入れていきます。

「好きになれないなぁ」と思ってしまった理由には、
自分が良ければ、何をしてもいい。
何が何でも勝つことが大事。
のし上がるためには、姑息な手段でも使っていい。
そういう考え方が見えるからです。

一方で、食うか食われるかの厳しい競争社会の中で事業を拡大したり、収益をたくさん上げるためには、そういう考え方を持たないと勝てないのかもしれない気がしました。

主人公に共感はできなかったけど、そういう人がいるからこそ一大企業が生まれたわけで、そう考えると、自分に迷惑が及ばない範囲で許容するよりほかないのかもしれないと思います。

ところで、マクドナルドといえば、ずいぶん昔に見た映画「スーパーサイズミー」面白かったです。1日3食、1カ月間、ファストフードを食べ続けたら人間の体はどうなるのか?
監督自身が挑戦したドキュメンタリー映画です。お勧めの1本です。


2017年9月5日火曜日

【仕事と家庭は両立できない?】このタイトルを見て「自分の課題ではない」と思った男性には、ぜひ、お勧めしたい一冊。「子どもには母親が必要」「育児と介護は女性のほうが上手」などと信じ込んでいる女性の方にも、お勧め。



「仕事と家庭の両立」は女性の課題だと思っていましたが、
そもそも、そう思ってしまうことに根深い問題があるのだなぁ。
本書を読んで、改めて気が付かされました。

「子どもには母親が必要」
「育児や介護は、女性のほうが上手」
心のどこかでそう思っていたけれど、
「それって本当なのか?」と疑うと、
その根拠が曖昧なことに気が付きます。

本書は、仕事と家庭の両立に関する女性の思い込み、男性の思い込み、職場の思い込みを解きほぐしていきます。

本書によると、
仕事では競争が求められ、家庭ではケアが求められる。
競争とケアは、どちらも人間の本質であるにも関わらず、現代では、仕事(競争)を高く評価し、ケアの価値をあまり評価せず、両者のバランスが崩れて、そこから歪みが生じているという。著者は、ケアの価値を捉えなおし、競争とケアのバランスをとる道をつくっていくべきだと主張している。

女性がこの本を手に取ると、自分がどのような価値観に縛られていたか気が付き、目から鱗だという人がいるかもしれません。
この書籍のタイトルを見て「自分の問題じゃない」と思った男性には、たくさんの気づきがあると思うので、ぜひ、読んでいただきたい一冊です。