2020年11月18日水曜日

【小学生がフランスの台所で教わったこと】やりたいことにまっしぐらになれる子は、親の背中を見ている

 

 長野県で暮らしている小学生のケイタくんが、
お母さんと一緒にフランスに行き、
知り合いを尋ねて、子どもでも作れるお料理を教えてもらい、
レシピや作り方を紹介している本。

ただ、この本は、「旅」や「お料理」の本というよりも、
ケイタくんの姿を通して、
「子育て」や「教育」の在り方について考えさせられる本だ。

子どもの「自分でやりたい」「やってみたい」という気持ちを受けとめて、
リスクがあることにもチャレンジさせることができるかどうか。
試されているのは、大人、親だろうなと思う。

この本を読んでいると、ケイタくんの姿を通して、お父さん、お母さんの姿が浮かんでくる。両親の価値観、暮らし方が、子どもの姿に反映されているのを感じる。
「やりたい」ことにまっしぐらになれる子どもは、
「やりたい」ことを実現している親のもとで、育つのだろう。




料理大好き小学生がフランスの台所で教わったこと