2014年12月26日金曜日

やさしい きもち



ぼくら このごろ すこしばかり
やさしい気持を なくしてしまったような気がする

ごくたまに きれいな青い冬の空が
みえることがある

それを しみじみと 美しいと思って
みることをしなくなった

早春の道ばたに 名も知らぬ雑草が
ちいさな 青い芽を出している

それを しんじつ
いとおしいと思って みることをしなくなった

まいにち 自分の使う道具を
まるで 他人の目で みている

みがいてもやらない
ふきこんでもやらない
つくろってもやらない

こわれたら すぐ捨ててしまう
古くなったら さっさと捨ててしまう
見あきたら 新しいのに買いかえる

物を大切にする ということは

やさしいこころがないと できないことだった

ぼくらのこころの中から

急速に失われていったものを

いまやっと ぼくらは知った

それは 物をいとおしむこころだ

物のいのちを 大切にするこころだ

ぼくら ついうかうかと 言いなりになって

買っては 捨てていたのだ

捨てていたのは 物のつもりだった

危いところだった

捨てていたのは

捨てさせられようとしていたのは

じつは こころだった

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花森安治さんの言葉です。

物を大切にするということは、
暮らしを大切にすること。

暮らしは、人が生きる毎日のことだから、
暮らしを大切にすることは、
自分の人生を豊かにすることですね。

慌ただしいと、日々の暮らしが粗雑になりがちで反省です。
仕事納めの一日、がんばります。



2014年12月24日水曜日

夢を叶えたい人に



メリー・クリスマス!

夢を叶えたい人に。

夢を叶えるための、いちばんの近道は、

今日を精いっぱい生きること。

先のことより、今日の充実感、達成感を大切に味わうこと。

夢は絶対叶うと信じること。

自分自身を愛すること。

松浦弥太郎さんの言葉から抜粋しました。

クリスマス・イブでなくても、

当てはまることですが・・・。。。

今日の一日を大切に。


2014年12月22日月曜日

当たり前のこと



とにかく考えてみること、

くふうしてみること、

そしてやってみること。

失敗すればやりなおせばいい。

やりなおしてダメなら、

もう一度くふうし、もう一度やりなおせばいい。

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松下幸之助さんの著書「道をひらく」に書かれてある言葉です。

当たり前のことのように思いますが、

でも、この当たり前がなかなか難しかったりします。

今週金曜日で、会社は仕事納め。

当たり前のことを、しっかりとがんばります♪


2014年12月19日金曜日

自分に負けない



「自分に負けない」。

自分の心の中に、不安があると、

それを打ち消そうとして、

がむしゃらになる。

がむしゃらになることは、

悪いことではないけれど、

それは、自分の中にある不安や恐れから、

目を反らせているだけになってはいないか。

がむしゃらになると、
なんとなく、立ち向かったつもりになるけれど、
本当の不安は、消えない。

「自分に負けない」というのは、

自分の中にある不安や恐れに、

しっかり向き合うことだと思います。

不安はある。

恐れもある。

そういう心を抱えている自分を、しっかりと受けとめる。

それができたら、強くなれるんじゃないかな。
今日は、少し「男前」な気持ちで書いてみました。
「女子」なんですけどね。一応。(*^_^*)

2014年12月18日木曜日

無欲ほどの欲はない



欲のない人間なんていないんだよ

違う言葉で表現される「願望」も「夢」も、欲なんだから。

テレビや雑誌のインタビューで、よく「無欲」を口にする人がいるけど、

あれほどすごい嘘もないよな。

例えば、スポーツ選手の勝利に無欲の勝利なんてないんだよ。

無欲の人間が競技場に立ったりしない。

そんな人間ははじめから戦いの場には来ないだろう。

人がやっていることには欲がある。

まあ、逆説的に言えば、「無欲」ほどの欲はない、ってことさ。

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田村隆一(語り)、長薗安浩(文)
「言葉なんかおぼえるんじゃなかった」に収められている
『「無欲」ほどの欲はない』(一部抜粋)です。

たしかに、「欲」のない人は、
戦ったりしないかもしれません。

「欲」には、いろいろな種類があって、
それに執着しないことを
「無欲」と呼んでいるように思います。