2015年8月31日月曜日

過去をうけとめ、現在を認め、未来へ向かって歩く

「現在」を受けとめ、

「未来」へ歩くのは、

自分自身である。

現在が「うまくいっていない」と感じている時、

その原因を、「過去」に求めてしまうこと、ありませんか?

「あの時、〇〇だったらよかったのに」

「あの人が、もっと〇〇だったらうまくいったのに」

「あの出来事で、傷ついたから・・・」

うまくいっていない原因を、

過去の出来事や、

他人の言動に求めたくなるとき、ありますね。

思い当たる原因があったとしても、

過去は変わらないし、

その原因を取り除くのも難しい気がします。

そんな時、

私は、自分自身へ問いかけをしてみようと思っています。

「うまくいっていない」状況について、

まず、きちんと受けとめているか?

その現状を変えるために、自分にできることはないか?

そして、自分自身が、行動しているか?

過去をうけとめること、

現在を認めること、

そして、自分で責任を持って、

未来へ向かって行動していくこと

きちんとできているかどうか、

自分で自分に言ってみます。

うまくできないこともあるけれど、

時間が解決することもあります。

8月も今日で終わりですね。

がんばっていきましょう。



2015年8月28日金曜日

【向田邦子の陽射し】 絶対ということは、ない





「絶対」というものは、ない。

放送作家・小説家の向田邦子さんは、

妹の和子さんとの会話のなかで、

「絶対」という言葉が出てくると、

「絶対というのは、使わないで」と怒ったそうです。

正しいことを言う人が、正しいことをしているわけではないし、

黙って大人しくしている人が、暴力的な感情を抱えていることもある。

乱暴な態度をとる人が、とても感じやすく、傷ついていたり、

家族には冷たいのに、ペットの犬には優しい人もいる。

人は、絶対にこういう人だ、と言い切れる生き物ではなく、

さまざまな感情を抱えて生きている。

矛盾した行動をとることもある。

向田邦子さんは、そうしたものを鋭くとらえて

脚本や小説を書いていたのかもしれません。

「絶対に、幸せ」はないし、
「絶対に、不幸」もない。

「絶対」というのは、ない。

物事は変化するし、
物事には、自分がまだ気づいていない側面もある

ということだと思います。

「絶対」はない、と分かっているけれど、

あえて、「絶対に、できる」と

口にしてみるのもよいのかもしれません。

目の前にある事実は、不確かでも、

前へ進もうという意識をもてるなら、

それは、確かなものかもしれません。

今日も頑張ろう。

爆笑問題の大田光さんと、向田邦子さんの妹・和子さんの対談は
『向田邦子の陽射し』に収められています。

読んでみたい方は、上の表紙画像をクリックするとamazonにリンクあります。

2015年8月26日水曜日

【主体的に動く】自分の行動にコミットする



自分の望みを、叶えられるのは、自分だけ。

「主体的に動く」という本の中で、

こんな一文に目がとまりました。

望みを叶えるためには、自分自身が動かなくては始まらない。

当たり前のことで、誰もが皆、よく分かっていることだと思います。

でも、主体的に動けない時も、ありますよね。

本書は、

主体的に動けない時、

どんなふうに思考を変化させて、主体的に動けるようにしていくか。

整理していく方法を解説しています。

この本から、

私がやってみようと思ったことを、一つご紹介します。

それは、

失敗したり、うまくいかなかった時、

「どうして、うまくいかなかったか?」について

『考えない』ということです。


私の場合、

「なぜ?」「どうして?」と原因を追求して、

思い当たることが出てきても、

その原因が複雑だったり、

すぐには改善できないことだったりすることが多いです。

「原因」を見つけたとしても、

「難しい」「無理だ」という壁にぶつかるので、

そうなりそうになったら、

とりあえず、そちらの方向へ「考えない」。

いったん、思考停止です。

それよりも、

望ましい方向に進むために、

自分が、「他にできることはないか?」と考える。

思考のベクトルを変えてみます。

どんな状況でも、

自分ができることを探して、自分で行動する。

すぐにうまくいくかどうかは分かりませんが、

とりあえず、行動すると、突破口がみえてくる気がします。

冒頭にあげた

自分の望みを叶えられるのは、自分だけ。

という言葉のポイントは、「自分」ですね。

望みが叶うという「結果」よりも、

自分で選び、

自分が決めて、

自分が責任を持って、行動する。

そこに、人としての喜びがあるように思います。

「結果」にコミットするのではなく、

結果を目指す「自分」にコミットする。

結果を目指して、「自分がどう行動するか」にコミットしたいと思います。

■読んでみたい方は、上記の画像をクリック。
主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント

2015年8月24日月曜日

【百歳の力】 自由な視点を持ち続ける



篠田桃紅さんの著書「百歳の力」には、

素敵な言葉がたくさんあります。

その一つは、「自由な視点を持ち続ける」(一部改変)。

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独創性を得るためには、

考え方や生き方を自由にして、なにかの枠におさめないことが大事です。

人はなにかにとらわれていて、その視野の中だけでやるから、

新しいものが生まれないんです。

決まりきった筋の中でやっていれば、必ず、マンネリズムに陥り、

収まるところが決まってくる。

それでは、新しいものをつくる必要はありません。

なにかにとらわれると、そこがまた楽ちんだからその範囲でやってしまう。

肉体的に、物理的に、自由になることは無理でも、

自由な気持ちを持つということは、とてもいいと思いますし、

年齢に関係なく続けられることだと思っています。

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家族の関係や、会社の組織など、

人は、なにかの枠組みにとらわれて生きているものだと思います。

でも、たまには、

その枠組みにとらわれている自分を、解放してみたらどうでしょうか?

なにか新しいものを生み出せる気がしてきます。

親だから、

長男・長女だから、

派遣社員だから、

高齢だから、

しがらみや立場や、環境にまつわる様々な事柄を、いったん横に置いておいて、

どうなりたいとか、こうしたいとか、考えてみる。

狭かった視野を、ぐぐ~っと広げてみる。

自由な気持ちは、誰にでも持つことができる。

考え方や、生き方を、自由にすることは、誰でもできる。

今日も元気に
読んでみたい方は↓

2015年8月21日金曜日

自分で、自分に期待する

『自分で、自分に、期待しよう』


どうせ、才能がないから

これまで努力したけど、うまくいかなかったから

今の環境が悪いから

「できない」「うまくいかない」理由は、探せば、次から次へと出てきます。


目標を達成することや、夢を実現するために、

「どうするか?」を考えることが大切なのに、

うまくいかない理由ばかり考えて、

結局、何も行動していなかったりしがちです。


そんな自分から脱出する方法として、

まず、自分で、自分に期待する。

そして、行動する。

これに尽きる、と思っています。

残暑で体がだる~い、ひたすら眠~い時期ですが、

自分で、自分に気合です。

今日も頑張ろう!


2015年8月19日水曜日

【百歳の力】自由とは、自らに由って生きること

ほんとうの自由とは?

「自」という字に、「由る」が「自由」です。

自らに由って生きる。

自由になるというのは、超越するのとは違う。

客観視するということです。

客観視するには、自分が独立していなければなりません。

すべてのことを一歩離れて、

すこし高いところから見ること。

自分の位置を客観視するためにも、自由でいなければならない。

何かにとらわれていては、客観視はできない。

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美術家・篠田桃紅さんの「百歳の力」に書かれていた言葉です。

自由は、自らに由って生きる。

私の名前(由香里)の最初に「由」の漢字が入っているので、

ちょっと身が引き締まる気がしました。

自分を客観視するというのは、

なかなか難しいことだと思いますが、

自分で、自分のことを見つめること、

時々、見つめなおすこと
そういうことができないと、

自立はできないし、

結局、自由にもなれない気がします。

自らに由って生きる=自由

深いですね。


2015年8月17日月曜日

【百歳の力】私の前に、道はない。人生ってそういうこと。



僕の前に道はない

僕の後ろに道は出来る

高村光太郎の「道程」の詩を、心に思い浮かべて生きてきた。

私の前に道はない。

誰かが歩いた道を私は歩いているんじゃない。

先人のやったことをなぞっていない。

でも、生きるってそういうことです。

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篠田桃紅さんの著書「百歳の力」の冒頭にある一節です。

1913年生まれの美術家。

言葉、力強いです。

人間の芯のようなところは、強くありたいですね。

ぶらずにいきたいです。

今日も元気に。


2015年8月12日水曜日

【成りあがり】今日も、熱く、生きていたい


何がほしいんだ。

何が言いたいんだ。

それを、いつもはっきりさせたいんだ。

十の力を持っていたら、

九までは、塾だ、受験だ、ちょうちんだでいいよ。

でも一ぐらいは、残りの一ぐらいは、

一攫千金じゃないけど、「やってやる!」って感覚を持ちたいね。

オレ、本気でそう思ってる。

成りあがり。

大好きだね、この言葉。

素晴らしいじゃないか。

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矢沢永吉さん激論集「成りあがり」。

冒頭に書かれている言葉です。

初版が昭和55年の本ですが、

知人の編集者さんから「面白いですよ」と言われて、

初めて、手に取りました。

カリスマ的な存在の「永ちゃん」

ご自身の育った環境や、背景を交えながら、

自分の思いを語った本が「成りあがり」です。

迫力のある本でした。

冒頭の言葉に惹きつけられたのは、

矢沢永吉さんの言葉が、

心の底から、偽りなく語られたものだと

感じられるからだと思います。

幼い時に父親を亡くし、

母親と別れて、両親がいなかったこと。

いつもお腹をすかせていたこと。

そうした中でも、腐らないことを選んだこと。

満たされない欲求を抱えていることや、どろどろ汚い感情もあるということ。

そうしたことを正直に話したうえで、

「オレは、やるぜ」と言い、

「お前も、やれよ」と、励ます。

強さと優しさに、ファンは胸が熱くなるのだと思います。

骨身を削るようにして出された言葉には、力がありますね。

そういう言葉をひっぱりだした取材者も、プロだと思いました。

「永ちゃん」みたいには、とてもなれませんが、

今日も、熱く、生きていたい。
  
■読みたい方は、下記をクリック
成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)