笑って、涙して、元気になれる一冊。
家族のことを書いているエッセイ本は、世の中にたくさんあるけれど、
この本に書かれているような家族は、そう多くはいないように思う。
家族3人、
著者の視点から捉えられた車いすユーザーの母、ダウン症の弟は、かなり素敵だ。
そういうふうに捉えられること、そのことが、素敵なのだ。
読みながら、声をあげて笑い、
涙とともに鼻水が流れてもいいように、
自分の部屋で、一人で読むのをお勧めする。
大人はみんな自分のものさしを持っているけれどだれでもそれを唯一と思っているだから重さを巻尺ではかったり長さを分度器ではかったりしてしまうだから大人の話はいつもチンプンカンプンわかりあったつもりで何もわかっていない子供はみんなそれをしっているけれどおりこうなのでなんにもいわないブッシュ孝子の詩「ものさし」
失うという事を知らない人がいる得るという事を知らない人がいる何だか最近はそんな可哀そうな人ばかり