2016年6月29日水曜日

「自己肯定感」が、低い。と悩んでいる人こそ、手にいれているもの


「自己肯定感」って、何だろう?

最近、よく耳にするキーワードの一つが「自己肯定感」。

自分のことを、認める。

自分のことを、受け入れる。

ありのままの自分をよしと思える。

そんな感じのことでしょうか。

自己肯定感が「低い」と感じて、悩んでいる人、

結構、いるようにも感じています。

自分では、自分のことがよく分からないから、悩みになるのかもしれません。

でも、

自分に向き合って、

もやもやしていることを、

「自己肯定感」という言葉にできている時点で、

課題の洗い出しが一つできている。

そのことは、まず、大きな収穫だと思うのです。

自分で、自分のことを大切に思えているからこそ、

自分の課題が見つかるのではないでしょうか。

すでに手に入れているものが、あるんじゃないかな。



2016年6月27日月曜日

人は、変われるのか。人を、変えることはできるのか。


「人は、“変わることができる”と思いますか?」
そう尋ねられたことがあります。

質問された方は、
誰かの何かを “変えたい” と
強く思った経験があったのだと思います。
でも、変えることができず、辛い思いをされたのかもしれません。

私自身、
誰かの何かを“変える”ことができたら、良いのかもしれない。
と思うことがあります。

しかし、心の奥底に根付いている、人の何かを、“変える”ことは、簡単なことではない。
人は“変わらない”と結論すれば、すっきりすることなのかしれないと思ったりします。

でも、“変わらない”と思うことも、自分の中では、違和感が残るのです。

人は、“変わることができる”かどうか?
人を、“変えることができる”のかどうか?
人の根本的な部分が、変わることはないのかもしれない。
変えることも難しいかもしれない。

でも、
人は、何かに気がついた時、
大きく変わる可能性も持っている、と思いたい。
人に対して“変えたい”と思うことは、
とても傲慢なことだと思います。
でも、何かに気づいた時に、人は、成長することはできる。と信じたい。

2016年6月24日金曜日

【阪急電車】 「正しい行きづりの関係」 他人だからこそ、言える




「正しい行きづりの関係」

有川浩さんの小説「阪急電車」で、登場人物の一人、
女子大学生のセリフに出てきます。

「行きづりの関係」は、

偶然、そこで出会った関係ですが、

そういう関係だからこそ、

身近にいる人からは言われないことを、

鋭く指摘されることがありますね。

家族や友人から言われたら、感情的になってしまい、

素直に受けとめられないことも、

赤の他人からサラッと言われると、

意外と冷静に受けとめることができたりします。

二度と会わないかもしれない関係だからこそ、

心の奥にしまっていたことを、気兼ねなく話せることもあります。

同じ時間、同じ場所にいる。

そこで出会っただけの他人だけど、何かが気になって、声をかける。

一時のつながりが、人生を大きく変える可能性もある。

「正しい行きづりの関係」の「正しい」は、
同じ車両に乗りあわせた誰かに関心を持つところから始まっています。

自分以外の「人」、「他人」に関心を持つと、

それまで見えていた世界が変わり、

それが、人生を変えるきっかけになるのかもしれません。

2016年6月23日木曜日

毎回、涙してしまいます。障害のある方との「モノづくり」の報告会&交流会 どなたでも参加できます!

6月25日(土)「モノづくり」に取り組んでいる 障害者福祉施設関係者の報告会&交流会を開催します。

「モノづくりサロン」って、なぁに?
参加して感じたこと、できたこと、これからやってみたいこと。
モノづくりサロン受講者による報告会&初夏の交流会を開催します。

2013年からスタートしたモノづくりサロンは、今年で4年目。
これまでご参加いただいた方に、サロンで学んだことや、その後自施設でどのような取り組みをしているかなどを紹介していただく報告会と、新たなつながりをつくる交流会を企画しました。
モノづくりサロンへの参加を検討されている方、内容を詳しく知りたい方、施設のモノづくりに興味がある方など、みなさまのご参加をお待ちしています。 


【報告会スピーカー】

・仲野由香里さん(特定非営利活動法人 トモニ 就労継続支援B型事業所 アイル)
 モノづくりサロン2013年度参加者。
 当時、モノづくりサロンのチーム内で商品化のプロセスを学んだことを現在の施設で体現したブランドを最近発表
 した仲野さん。
 これまでの3年間の間にどのようなプロセスを経て、その具現化にいたったのかをお聞きします。

・井東順一さん(すみだふれあいセンター福祉作業所)

・三田大介さん(すみだクリエイターズクラブ)
 モノづくりサロン2014年度参加者。
 墨田区障害福祉課の職員で施設長を担う井東さんと区から委託を受けて活動するすみだクリエイターズクラブの
 メンバー三田さんが協働する『すみのわ』プロジェクトの説明と、その中でどんな苦労があったのか、これから
 どうしていくのかをお聞きします。

・泉沢ひとみさん(墨田区立亀沢のぞみの家肢体不自由児者通所訓練所)
 モノづくりサロン2015年度参加者。
 生活介護施設で、重度の障害があるメンバーのできることを模索している泉沢さん。いろんな課題がある中で、
 どのように新たな活動を見出したのかをお聞きします。


会期:2016年6月25日(土)18:00〜20:00(開場17:30)
会場:A/A gallery (アーツ千代田3331内)
参加費:1,000円/お一人様
定 員:25名(お申込み先着順)

申込み・問い合わせ先:
・モノづくりサロン受付係(NPO法人エイブル・アート・ジャパン内)
 電 話 03-5812-4622
 FAX 03-5812-4630

・メールでのお申込み office@ableart.org

◆◆モノづくりサロンとは?◆◆

「障がいのあるメンバーがつくっている商品を、もっと素敵な商品にしたい」
「お客さまに喜んでもらえるような新しい商品をつくりたい」「自分たちの想いをもっと世の中に発信したい」
福祉施設・作業所などで商品づくりに取り組んでいる中で悩んでいること、改善したいと考えていることはありませんか?
「モノづくりサロン」は、グループワークを通じてモノづくりの流れを体験し、障害のある人とともに何を目的とし、何をかたちづくっていくのかを考える、創造的な人づくり、ことづくり、ものづくりをするための場です。
互いにつながり、目的や課題に気づき、新しい価値をつくり、それらを伝えていく。

2016年6月22日水曜日

「ありのままで」って、むつかしい



「いろいろあるかもしれないけれど、自然体でいてくださいね」

そんな風に、声をかけてくださる方がありました。

私を見ていて、どこか緊張していたり、

気を張っていたりする部分を感じ、

お気遣いいただいたのだと受けとめています。

「ありのままで」「自然体」でいられたら、

もっと気楽なのかな? 

いつも明るい気持ちになれるのかな?

と考えたりします。

でも、

そもそも、「ありのまま」「自然体」って、

私にとって、どういう状態なんだろう?

と疑問が沸いてきました。

「ありのまま」「自然体」って、どんな状態なのか?

今、ここにいる自分と、どこが違うのだろう?

と考えたりします。


自分のことって、自分では、案外、分かっていないもので、

「ありのまま」も、よく分からず、

もがいてしまうのかもしれません。



2016年6月15日水曜日

【すべての装備を知恵に置き換えるということ】 流れに乗るか、乗らないか




おはようございます

今日の話題は、「流れに乗るか、逆らうか」、「流れ」についてです。


「時に ぼくたちは流れに逆らい、

あるいは流れにのって、それぞれの時代を生きている。

流れを把握することは大事だが、

流れにのるか、のらないかは、目的地の方向次第なのだ」

探検家・写真家の石川直樹さんのエッセイ

「全ての装備を知恵に置き換えるということ」に書かれてあった言葉です。

石川さんは、ミクロネシアの海流を題材に、

「現在地を冷静に把握している航海者は、

漂流しても自分が進むべき道を見つけることができる」

「一時の風でおこったうねりと本物の海流を見分けるには経験を積み、

自分を信じるしかない。流されず、自ら判断していくということ。」

などと書かれていますが、

一つひとつの記載は、

人生における様々な「流れ」と重ねているものだと思います。

「流れ」に乗るか、乗らないか。

それを自分で決めるには、自分が今、どこにいるのかが分かっていること。

「現状の把握」が重要ですね。

また、どちらに向かっていきたいのか、

目標を明確にすることも必要です。

そういうことができていても、

思いもよらず「流される」出来事が起こる場合もあり、

そうしたことに耐えられる余力も、

持てるものなら、持っておきたい気がします。

まだまだ、これから。

今日も頑張りましょう。


お読みになりたい方は

2016年6月13日月曜日

成功と失敗の話


「成功」の反対は「失敗」ではなく、何もしないこと。

行動と発見の繰り返しが、たどりつきたい場所にたどりつくための唯一の方法

「暮らしの手帖」編集長・松浦弥太郎さんの言葉です

立ち止まりそうになったとき、自分を励ますために使える言葉ですね。

今日も、がんばりましょう。


2016年6月10日金曜日

目の前のことに、100パーセント コミットする



今日の話題は、「コミットする」です。

ラグビー日本代表選手の五郎丸歩選手は、

「どんな環境であれ、目の前のことに対して100%できるかどうか。

環境が良かろうと悪かろうと、

目の前のことに対して、しっかりコミットできるかどうかが、

将来を切り開けるか開けないかに直結してくると思う」

と話したそうです。

これは、『ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」』(講談社)

で紹介されている言葉ですが、

著者の荒木香織さんは、「求めすぎない」ことの大切さを指摘されています。

夢や目標を掲げることは、ステキなことですが、

「もっと、結果を出さなくてはならない」

「もっと、できるはずだ」

などと、結果を求め過ぎてはいないでしょうか。

そして、結果が出ない原因について、

「もっと環境が良かったら、できるのに…」

「誰かがサポートしてくれたらパフォーマンスがあがるのに…」

などと、原因を、自分以外に求めていないでしょうか。

荒木さんは、

「環境は、自分でつくっていくしかない。自分が変わらなければ、何も変わらない。

そういうプロアクティブ(率先的)な行動をとらないで、

ただ待っているだけでは、もっと、と望んでも得られるものではありません」

と書かれています。

だから、「求めすぎない」。

「もっと…」と求める前に、

今、自分ができることを精一杯やること。

改めて、考えてみたいと思います。


2016年6月9日木曜日

勝ち負けの不思議



「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」

プロ野球の名将・野村克也さんの言葉だそうです。

理由ははっきりしないが、勝ってしまうことはある。

しかし、負ける時は、必ず、負ける理由がある。

負けた時は、その理由を考えることが大切ということでしょうか。

敗戦や失敗から学ぶことが多いということは、

スポーツにも、ビジネスにも当てはまる気がしますね。

そろそろ梅雨入りですね


今日も頑張りましょう。

2016年6月8日水曜日

【質問思考の技術】 答えは、自分の中にある




『質問思考の技術』(マリリー・G・アダムス著)の中で、

元・エジプト大統領 アンワル・サダト氏の言葉として、

「思考の枠組みを変えられない人は、現実を変えられない」が

紹介されていました。

例えば、自分自身を「変えたい」と思うなら、

それは、自分の考え方の「枠組み」を変えることが必要。

自分に変化をおこす方法としては、

自分に問いかけることが有効です。

「私は、いったい何を望んでいるのだろう?」

「ほかに、どんな考え方ができるのだろう?」

「私は何を見落としているのか、あるいは避けているのだろう?」

こんな質問を自分に投げかけて、答えを探してみる。

その過程で、何か気が付くことがあると、

悩みや不安を解消できたり、目の前にある壁を突破できことがあります。

自分に変化を起こしてみよう。

自分で自分に問いかけてみよう

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2016年6月7日火曜日

【スタンフォードの自分を変える教室】 心構えしだいで 結果は変わる



「スタンフォードの自分を変える教室」によると、

人は、「良い」ことをすると、「悪い」ことをしたくなるもの。

目標を設定して、少し進歩すると、

「これくらい頑張ったのだから、自分にご褒美をあげてもいいだろう」

という気持ちが芽生えるそうです。

例えば、ダイエットをするという目標を立てて、

食事を制限したり、少し運動をした後、

「頑張ったから、少しご褒美をもらってもいいだろう」と

思ったことはありませんか?

ご褒美として、甘いものを食べてしまい、

結局、ダイエットを失敗するようなケース。

思い当たること、ありますよね。

著者によると、

人は、良いことをしたと思うと、その後に、悪いことをしても許される

と考えがちで自分を甘やかす心理をもっている。

このため、目標に対する心構え、目標に対する姿勢が、

結果に大きく影響すると指摘しています。

目標を達成するためには、

目標に対して、「進歩」したかどうかではなく、

「なぜ」、自分が目標に向かっているのかを、問い直すこと。

「なぜ」、努力しているのかを思い出すと、

すこし進歩があった時に、誘惑に負けないで、

目標に向かう行動を続けていくことができるといいます。

「私は、なぜ? その目標を立てたのだろう」

「なぜ?今、がんばっているのだろう」を、

しっかり心の中に置いておくこと、大切ですね。

今日も頑張りましょう。