2017年3月22日水曜日

【マイナス感情に支配された自分を、解放するには?】

京都・仏光寺の外壁に掲示されていた言葉


「怒りは、一回、辞めてみたら?」
「不安は、一回、ないことにしてみたら?」
怒り、悲しみ、不安など、マイナスの感情で心の中がいっぱいになってしまうと、毎日が楽しくはありません。「頑張ろう」「挑戦しよう」という前向きな姿勢も持てなくなります。
マイナスの感情から自分を解放するには、どうしたらいいでしょうか?

①「一回、辞める」「一回、手放す」「一回、ないことにする」

冒頭に挙げた「一回、辞める」「一回、ないことにする」は、
自分を解放するためのきっかけをつくる問いです。

マイナス感情は増幅しやすいので、その増幅にストップをかける。
まず、一回、辞める。
一回、なかったことにする。
そうして、少しクールダウンをすることが、冷静に物事を考えるために必要だと思います。

②考えることを辞め、行動から変える

いったん冷静になり、あれこれ考え始めると、再び、マイナス感情に襲われることがあります。考えるという行為がマイナスの方向へ向かうループから抜け出せていないときは、思い切って、「考えることを、辞める」のがいいかもしれません。

例えば、
「少し、早起きをして、いつもと違うルートで出勤してみる」
「朝食を抜いていたが、朝ごはんをしっかり充実してみる」
「いつもより明るい色合いの服を選んでみる」
感情を変えようとするのではなく、まず、行動を変える。
行動をきっかけにして、固まっていた気持ちをほぐしていくと効果的なようです。

③マイナス感情の「理由」「原因」をとらえ、疑ってみる

次のステップとして取り組みたいことは、
マイナス感情の「理由」や「原因」だと思われることを、一回、疑ってみることです。

例えば、「私は、上司に対して、怒りを感じている」
「その理由は、上司が怠慢で、仕事ができないからだ」
「仕事ができないくせに、細かい指示をされるからイライラするのだ」などなど、
自分が怒りを感じる「理由」を整理してみましょう。
さらに、その理由について「本当に?」と疑ってみることが大切だと思います。

例えば、「たしかに上司は仕事ができないが、自分への指示の中には適切なものも含まれていた」と肯定的な事柄を見つけることができると、それは、怒りの感情から脱出する手がかりになりそうです。

「理由」が説明できる感情の基盤には、自分の考え方、自分の価値観があるはず。
それを疑ってみると、「上司の嫌なところばかり見ていた」「自分の落ち度には言い訳をしていた」などの気づきが出てきて感情を整理できるかもしれません。
  
とはいえ、感情を整理したり、思考を整理することは、自分ではなかなか難しい。
私自身も、自分のことは自分で整理できない。

そのために、コーチングのような手法が有意義なのだと感じています。