2019年9月26日木曜日

仏パリの歴史、文化、人物を楽しめるオシャレなアニメ映画 #ディリリとパリの時間旅行

 

映画「ディリリとパリの時間旅行」は、一言でいうと「オシャレ」なアニメ映画。

物語は、ニューカレドニアから船に忍び込んでパリにやってきた少女ディリリが、
「男性支配団」に誘拐された子供たちの行方を探し、助けにいくお話です。

ストーリーはシンプルなのですが、
フランス・パリの建築物、著名な画家とその作品などがぞくぞくと登場。

あ、あの作品は展覧会で観たことある!
あー、あの人も出てきた!などと発見できて、楽しめます。
ストーリーの要所で素敵な音楽と歌声が流れて、スクリーンの中にいる人々の心、
映画を観ている人の心を震わせます。

私は、映画を観ているというより、舞台の演劇を観たような気持ちになりました。

美しい街並み、豊かな文化芸術を見せつけられて、フランスって国はすごいな。
パリって、すごい都市だな、と改めて思わされました。

さりげなく、人権や人種、男性女性の差別などへの視点も織り込まれていて考えさせられ、大人のための映画になっていると思います。

#映画#映画好きと繋がりたい



2019年9月20日金曜日

「面白そう」という期待に応える映画『記憶にございません!』



三谷幸喜脚本・監督の「記憶にございません!」

まず、タイトルのつけ方が上手だと思いました。

国会答弁で、議員が口にしそうなセリフですよね。

観に行く前に高まる「面白そう」という期待に、きちんと応えてくれた作品だと思います。

予想通りの展開だったので、少し物足りない気持ちもしましたが、予想を裏切る展開を求めるのは欲張りかもしれません。

私が好きなのは、三谷さんの脚本で、中原俊監督が撮った映画「12人の優しい日本人」



これ、お勧めです。

三谷脚本の舞台を観にいきたいとずっと思っていて、公演の度に狙うのだけど、チケットを入手できず。未だに実現できていません。 映画も良いですが、お芝居、観に行きたいなー。

2019年9月19日木曜日

【コトノネ 31号】それを聞いて、何を思う?



「水俣病」と聞いて、何を思いだしますか?

私が、まず、思い出したのは、小学校の社会科で教わった代表的な「公害」であるということ。
教科書か副読本に掲載されていた水俣病患者のモノクロ写真に衝撃を受け、「怖い」と思ったことでした。

「怖い」という印象が強く残っていたのか、これまで、水俣病について積極的に知りたいと思うことはありませんでした。

季刊誌「コトノネ」31号の特集は、『水俣病は、どっちだ。「もう、終わった」「いや、はじまってもいない」』というタイトルでした。
水俣病患者や家族、支援者に取材してまとめたものです。

毎号、特集を楽しみにしているのですが、
今回は「水俣病」を取り上げると知り、私は社会科で習ったとおり、辛く、悲しく、重たい話が出てくるだろうと構えました。
まず、「読むぞ!」という気合が必要で、背筋を伸ばし、頁をめくりはじめました。

特集の写真の被写体となった方が、著名な写真家アイリーン・ユージン・スミス氏に撮影してもらった写真が一番好きと話して、コトノネ取材班のカメラマンさんにプレッシャーがかかったことなど、ほっこりするエピソードが散りばめられており、読み進めるうちに、気合や緊張は要らなくなりました。

「水俣」は「福島」に重なるかもしれない。
自分が暮らしている地域でも起こりうる、自分自身の問題になるかもしれない。
もし、自分の身近に「水俣病」が存在したら、どう生きていけるだろう?

そんなことを考えました。

支援者の患者に向き合う姿勢が興味深く、
特集内で参考として紹介されていた書籍を読んでみたいと思っています。

このほか、「コトノネ」31号のぶっちゃけインタビューは
『「数学」で「障害」を解く』と題して、独立研究者の森田真生さんが登場。
面白い切り口の企画インタビューでした。

特集2の「商売で、人を生かす」は、
取り上げられている事業所の施設長の考え方、理念には、読者の多くが共感するものに違いないと思いました。

誰もが共感するような素晴らしい理念を貫いて実践できる組織と、実践できない組織を分けるのは、何なのか。福祉の事業所に限らず、民間の企業にも共通することだと思いますが、気になりました。

今回の号も、盛りだくさんの一冊です。

コトノネ vol.31

#読書#読書好き#福祉#障害者#コトノネ


2019年9月10日火曜日

【みんなの「わがまま」入門】それを「わがまま」と捉えられるのは、なぜ? 「わがまま」と指差されるのを不安に思うのは、なぜ?



「デモ」や「署名活動」、社会問題に関する「学習会」や「シンポジウム」
これらの社会活動に参加することに対して、「なんとなく、嫌」と感じてしまうことがある。
「なんとなく、嫌」と感じている人の中には、社会活動に対して「怖い」「自己満足」「クレーマーじゃないか」などとネガティブな言葉を口にする人もいる。

社会運動をしていると、他人から「みんな我慢しているのに」「お門違いじゃないか」・・・「あなたの、わがままだ」と言われてしまうことがある。直接、言われなくても、そういう空気を読み取ってしまうことがある。

それは、一体、なぜ?なのか。

本書は、「社会に対して自分の意見を発すること(社会運動)」=「わがまま」と位置づけ、
なぜ、この「わがまま」は、なぜ、ネガティブに捉えられるのか? 
理由を解きほぐして説明しています。

不安を感じて、言いたいことを言うのを辞めてしまったり
言いたいのに言えない自分に苦しむことを解消するための手がかりを与えてくれます。

本書での「わがまま」は、あらゆる場面で、自分の好き勝手にふるまる広義のわがままとは異なります。
タイトルだけで判断して購入してしまうと、私の思っていた「わがまま」とは違う!と違和感を感じてしまうかもしれませんが、政治や社会問題について自分の意見を発したことがない人こそ、じっくりと読んでみてほしい。

噛みしめながら読み進め、途中で提案されている思考のエクササイズに挑戦してみると、
自分がどのようなことにとらわれているのか。
考えることになります。

自分の意見を言わずにいることを良しとするように、
いつのまにか枷をはめられていたのかもしれない。
そんな気づきもある一冊だと思います。



2019年9月3日火曜日

地域と自然と文化を味わう旅 #信州#上田#アクティブウェルネスツーリズム


私が何度も訪れる街、長野県上田市。
「何度も」という点が、とても重要なポイントである。
生まれ育った場所ではなく、親戚がいるわけでもないのに、ここ数年、暇さえあれば、年に何度も出かけるのには、いくつか理由がある。

まず、春夏秋冬、さまざまな楽しみ方ができる。
山(登山や散策、冬はスノーシュー)があり、川があり、別所温泉がある。
「やまぼうし自然学校」で開催しているイベントは、いつもとても発見があって
わくわくする。
私が樹木、草花の見方を知ることができたのは、「やまぼうし自然学校」での学びのおかげです

山から下りて、街中を散策するのも楽しい。
映画館の「上田映劇」、演劇などのイベントもしていてお泊りも安くて便利で温かい「犀の角」、ブック&カフェ「NABO」、最近できたお茶のお店「茶色」などなど、寄りたいところ、のんびり、まったりしたい場所が豊富です。

美味しいものもあるのよね。焼き鳥とか。

なので、お休みがあったら出かけようと、何度も、思います。

直近では、
9月14日(土)15日(日)は、自然と歴史と文化に触れる体験型のイベント「アクティブウェルネスツーリズム」と題して、トレッキング、自然散策などの体験型イベントが企画されているとのこと。
詳細 https://akodaira1028.wixsite.com/mysite?fbclid=IwAR2COA32sYSyYBiKQ4W2an_lPNI70XbOJGIrMsG-RLIGpBSTTrvmm52OIIE

FACEBOOK:https://www.facebook.com/events/754705298300475/

街中では「トココト」というイベントも開催。

私が推しの街、上田へ。
ぜひ、お出かけください。