2017年4月6日木曜日

【挑戦しようと思うけど、不安。そんなとき、どうしたらいいですか?】


おぶっせ@竹風堂 小布施といえば栗。栗をつかったお菓子が絶品

新年度がスタートしました。
 「これから新しいことに挑戦しよう」。
そんな気持ちが膨らむ季節かもしれません。

前向きな気持ちが膨らむ一方で、
「これから頑張っても、成果がでないかもしれない」
「目標を立てたけれど、達成できる能力がない気がする」
など、不安が沸いてしまう人もいるでしょう。

いつでも、どこでも、前向きな気持ちでいるスーパーポジティブになれたらよいですが、
そういう人は稀。人間ですから、不安や恐れなど後ろ向きの気持ちが沸くのも自然なことだと思います。

では、どうしたらいいか?
後ろ向きな気持ちが沸いた時に、上手につきあう方法を探しましょう。

TEDトークで公開されている
アイザック・リッズキー氏の「あなたはどんな現実を生み出しているか?」
は、現実のとらえ方について気づきを与えてくれる講演でした。
下記に一部を抜粋します。

「私が失明する病気と告げられたとき、私は失明が人生の破滅だと確信していました。
失明は自立という面では死刑と同じでした。
夢を叶えることなど無理だと思いました。
失明が意味していたこと、それは つまらない人生、ささやかで悲しみに満ち、おそらく孤独な人生を歩むこと。そう信じきっていました。
それは恐怖が生んだ虚構に過ぎなかったのに、私は信じていました。
それは嘘でしたが、私には現実でした。

それでは目を開いて生きるには、どうすればよいのでしょうか?
それは意識して習得するものです。
習うことも練習することもできます。
ごく簡単に説明しましょう
あらゆる瞬間、あらゆる思考、あらゆる小さなことに責任を持ち続け、恐怖に負けず、現実を見ましょう。自分の憶測を自覚し、内面の強さを生かしましょう。
心の中のネガティブな言葉を抑え、幸運や成功に対する思い違いを正しましょう。
自分の強さも弱さも受け入れ、その違いを知りましょう。
あなたに与えられたたくさんの幸運に心を開きましょう。
恐怖も自己批判も、自分にとってのヒーローも悪役も、みんなあなた自身の言い訳であり、 屁理屈であり、手抜きであり、正当化であり、降伏です。
それらはあなたが現実と感じているだけのフィクションです。
惑わされずに現実を見ましょう。
フィクションを捨てましょう。
あなた自身が、あなたの現実の創造主なのです。
現実の創造主になることは、全面的に責任を負うことです」

つまり、「現実」は、自分自身が「これが現実だ」ととらえていること。
自分の過去の記憶や、経験、価値観から、「これが現実だ」とつくりだしたものだといえます。
事実は変えられないけれど、事実をどう捉えるかは、変えられる。
不安や恐れについて、よく考えてみましょう。
不安の根拠になっているものは、何か?
視野を広くして、自分のとらえ方の角度を少し変えてみると、
不安の根拠が怪しいことも多い気がします。
不安を、挑戦しない「言い訳」にしているのかもしれません。

自分はどんな「現実」を生み出しているか?

角度を変えて捉えなおすと、これまでとは異なる現実が見えてくるかもしれません。

2 件のコメント:

  1. アイザック・リッズキー氏の動画聴きました。いいですね。新しいことをはじめようとしている私へのプレゼントでした。YukkkoOnni

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    1. コメントありがとうございます。
      TEDの講演、私もとても刺激を受けました。新しいことを始められるとのこと、詳細お伺いしたいと思っています!

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