2017年4月27日木曜日

【「考える」という、スポーツ】


「考える、というスポーツに固有の、カラダとアタマの動かし方を知る。知るだけじゃなくて体得する」

加藤昌治さんの著書「アイデア」は、アイデアを出す方法について分かりやすく解説している一冊です。

本書によると、「考える」という行為は、スポーツ。

企業はチーム、一個人は選手です。

それぞれの選手が自分の仕事をしっかりとして成果を挙げて、チームの勝率を上げていくことが大切。

また、ビジネスはトーナメント戦よりもリーグ戦であることが多く、プロフェッショナルであれば「率」で勝負しています。

勝ち負けがあることは理解しながら、個人の打率を上げ、チームの勝率を高めようと努力を続け、結果を出すことを目指していくべきということです。

加藤さんは「アイデア」について書いていますが、小手先の技術ではなく、無意識にできるようにアタマとカラダに染み込ませることや、打率や勝率を高めるかたちで総合的な「勝ち」を目指す考え方は、アイデアの話だけにとどまらず、さまざまな事に当てはまる気がします。

自分自身の現状を眺めた時、「どちらかといえば良かった」と感じられたら、勝率が比較的に高いのかもしれません。

人生は、勝ち負けだけじゃないけれど、
望んでいる方向へ近づくために、「率」を高める努力をしたいと思います。




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