「目標や計画を立てるんですけど、思うように実行できないんです」
コーチングのクライアントさんから、そんなお悩みの相談がありました。
「できない」ものが見つかったら、それは、チャンスです。
「できない」には、「できない」理由があるからです。
その理由が、とても大事。
そこに意味があると思います。
作家の神谷美恵子さんは、
「生きがいがない、となげく人は、自分の主観的な感じにとらわれすぎているのではないだろうか。自分というものに執することをやめれば、目の前に現れ出るしごとや楽しみに身を投げかけて、対象そのものになり切ることができる。そのときには、生きがいを感じているかいないかは問題ではなくなる」
「生きがいがない、となげく人は、自分の主観的な感じにとらわれすぎているのではないだろうか。自分というものに執することをやめれば、目の前に現れ出るしごとや楽しみに身を投げかけて、対象そのものになり切ることができる。そのときには、生きがいを感じているかいないかは問題ではなくなる」
「私たちの小さな頭で、ただ、有用性の観点から人の存在意義を測ってはならないと思う。何が有用であるか、ということさえ、本当は人間にはわからないのではないか。
「人の役に立つ」とみえるもののみが価値がある、とは、私は決して思っていない」
と書いています。
人は、ついついDoing(すること)に目が向けがちですが、
Being(あること)に目を向けると、見えるものもあります。
ありのままの自分(Being)で良いのだと受け入れることが、
何かをする(Doing)ための前提だったりしますよね。
「何もしない」なら、「しない」状態に意味があるのだと思います。
「しない」も大切にできる心を持ちたいと考えています。
「しない」も大切にできる心を持ちたいと考えています。
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