2017年6月2日金曜日

嫌な現状を変えるための考え方のコツはありますか?



斎藤茂太さんの『「心の掃除」の上手い人、下手な人』(集英社文庫)
に「イヤな現状」を変える考え方が紹介されていました。

斎藤さんの「嫌な現状を変える考え方」は、次の3点

①まず、感情的な拒否反応をできるだけ抑える
仕事は仕事できっちりこなし、終わったらクールに相手と距離を置く
③嫌な人に向き合うことは、自分自身との勝負と考える

感情的な拒否反応を抑えることは、
例えば、嫌な人に会わなければならない時、実際に会う手前から、ずーっと「嫌だ」と思って憂鬱な気分を過ごすのを辞める。
憂鬱になる時間は、実際に会っている時間だけにするということ。


[仕事は仕事できっちりこなし、終わったらクールに相手と距離を置く]
仕事で嫌な人と関わらなければならない場合、
仕事はケチをつけられないくらいしっかりして、
あとはクールにふるまい、相手と距離を置くこと。

最後の一つは、
本当の勝負は、嫌な相手に向き合うことを自分がどこまでやれるかということ。
嫌な相手との勝負ではなく、自分自身との勝負だと考えようとアドバイスしています。

私が自分自身の経験を踏まえて提案するとしたら

「嫌だな」と感じている状態で、いろいろ考え始めると、「嫌だ」「嫌だ」を増幅してしまいやすい。だから、まずは、そのイライラ、モヤモヤの気持ちをできるだけ減らすことに集中することをお勧めします。

「嫌だ!」と思ったら、その相手やその状況をいったん横に置いておき、
まず、自分自身の「嫌だ!」という気持ちを処理するということです。

運動したり、十分な睡眠をとったり、
集中できる趣味があればそれに取り掛かるなどして、無心の状態をつくってリフレッシュ。

「嫌だな」という気持ちを減らし、落ちついてから、

さて、
「嫌な状況に、どう対応しようか?」
「嫌な人に、どう対応しようか?」
と問いかけてみてはいかがでしょうか。




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