2017年6月16日金曜日

「人づきあい」と「自分づきあい」



西村佳哲さんの著書「自分をいかして生きる」の中に「人づきあい・自分づきあい」というテーマで書かれた一節があり、コミュニケーションについて解説しています。

コミュニケーションという言葉には、自分と他者の対話が頭に浮かぶけれど、
もう一つ、自分と自分自身の間でのコミュニケーションがある。
自問自答するような時、自分は、自分自身とコミュニケーションしており、
人のコミュニケーションには、【自分】と【他者】と【自分自身】が存在する。
人は、まず、自分の内面に意識が向き、自分と自分自身の間で対話しながら、
自分が何を感じているか、考えているかを確認している。

西村さんは、自分と自分自身の関係性は、自分と他者との関係性に反映するといいます。

例えば、自分に無理を強いる人は、他人にも同様に無理を強いてしまう。
他人の話に耳を傾けない人は、自分自身との声にも耳を傾けない。
自己肯定感が低い人は、自分と自分自身の間の対話で肯定感を十分に育めなかった人です
が、そういう人は、他人に対しても肯定感を抱きにくい。
人づきあいは、他者とのつきあい。
自分づきあいは、自分自身とのつきあい。
その双方を調整していくことが大切ということでした。

私が使っているコーチングの技術は、人に問いかけていく技術ですが、
それは、正しい答えを求めるものではありません。

コーチングを受けているクライアント(顧客)さんが、
コーチングのコーチからの問いをきっかけに、
自分自身に問いかけ、
自分と自分自身の間の調整することになります。

良い質問は、自問するためのもの。
自分自身に問いを発していただけるようにしていきたいと考えています。

6月24日(土曜日)渋谷にて
コーチングの手法を応用した
「2020年の私を描く「自分掘り起し」ワークショップを開催します。

■参加お申込みは、下記のフォームから、お申込みください
https://www.kokuchpro.com/event/53a845db07bb2ed76d0fd9ec53dabb52/entry/







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