2017年3月28日火曜日

【生きがいのために、どんな目標を立てたらいいですか?】



「生きがいといえるような仕事をしたい」
「自分の情熱を注ぎ込めるようなことを見つけたい」

そんなふうに考えたこと、ありませんか?
年齢や性別、立場に関わらず、「生きがい」を口にできる人は、素敵だと思います。
素敵に見えるのは、何かを目標に掲げて、日々、努力している姿があるからだと思います。

神谷美恵子さんの著者に、「生きがい」をテーマに書かれたものがあり、そこに下記のような記載がありました。

「人間はべつに誰からたのまれなくても、いわば自分の好きで、いろいろな目標を立てるが、ほんとうのことをいうと、その目標が到達されるかどうかは真の問題ではないのではないか。
ただ、そういう生の構造のなかで歩いていること、そのことが必要なのではないだろうか。その証拠には一つの目標が到達されてしまうと、無目的の空虚さを恐れるかのように、大急ぎで次の目標を立てる。結局、ひとは無限のかなたにある目標を追っているものだともいえよう」(神谷美恵子・著 「生きがいについて」 みすず書房)

何かを成し遂げるために「目標」を掲げることは大切ですが、「目標」を達成できたかどうかよりも、「目標」を掲げて前進していく過程で「喜び」を感じることに意味がある。

前進している過程に感じる「喜び」が、まさに「生きがい」といえる。


「目標」を立てると、そこへつながる「道」が見えてきます。
その「道」を歩いている中で感じる喜びが「生きがい」といえるでしょう。


2 件のコメント:

  1. 神谷美恵子さんの本、青春のバイブルでした。懐かしくて新しい!今週末で、27年間の職場を去ります❗私にとって生かされること、それが目標です。すてきなブログ記事ありがとう❤ゆっこおんに

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    1. ゆっこおんにさん、コメントありがとうございます。長年取り組まれてきたお仕事に区切りをつけられるのですね!すばらしいです。
      これから新しいスタートですね。
      私が提供しているコーチングは、人生の節目や、変化の時に機能しますので、もし必要性をお感じになる場面がありましたら、お問合せいただけたらたと思います。私の投稿が、お役に立てていたら、嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします。

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