2017年3月7日火曜日

【その願い、叶いますか?】

文明堂のどら焼き、桜あん


近所の神社に立ち寄ると、社務所の付近に、テレビ局のスタッフらしい方が数人いらしていました。ドラマの撮影にあたり、祈願にこられたようです。神社の方が、お札に記載する言葉を確認されていました。

「撮影安全と、ヒット祈願と入れてください」

そんな声が聞こえてきます。

テレビドラマのスタッフのお願いは、「撮影で怪我や事故がないように」「視聴率が高くなりますように。ヒットしますように」というもの。お仕事をするうえで、両方とも大切なことだと思います。

私個人も似たようなもので、神社に立ち寄った際には、その都度、「健康」「仕事」「人間関係」などなどについて、願いを掛けています。

ただし、少し考えてみると、「自分」や「自分と関わりのある人」の範囲で、「利益」「得」「幸せ」をお願いしている気がしてきました。

神社にお参りし、お願いをすることは、悪いことじゃないけれど、「お願い」をするにあたり、「自分」や「自分の周りの人」の範囲内だけで考えてしまうと、視野が狭くなってしまっているかもしれません。

自分と直接つながりのない「社会」に視野を向けて、「こんな社会を実現したい」という願いが、自分の心の中からもっと出てきてもいいんじゃないかな。と思いました。

勝間和代さんが、「GIVEの5乗」というお話をされていて、自分が持っているものを他人に与えること(=GIVE)を、与えられること(TAKE)の5乗にするつもりで過ごすときちんとTAKEが返ってくるとのこと。
「与える」ことは、「与えられる」ことの5乗でちょうど釣り合うという意味だったと記憶しています。

「自分のため」「自分の身近な人のため」はもちろん大切だけれど、それ以外の人々のために、「お願い」ができる姿勢を持つと、得られるものが大きくなるような気がするのですが、いかがでしょうか?

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