2014年7月23日水曜日

自問自答



「自問自答」

迷ったり、悩んだりした時、
少し立ち止まって、
自分に問いかけ、自分で答えを見つけようとすることが
多い気がします。

少し考えれば答えを出せる問いもありますが、
整理がつかなくて、もやもやしてしまい
はっきり答えが出せない問いもありますね。

明確な答えを出せない問いにぶつかった時、

同じことをぐるぐると繰り返し考えてしまうことがありますが、

ひょっとすると、
そういう時間にも価値があるのかもしれません。

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自分のしたことを、他の人びとが評価する。
ほめられる場合もあろうし、けなされる場合もある。

冷やかに無視されることもあろうし、
過分の評価にびっくりすることもあろう。

さまざまな見方があって、
さまざまなの評価である。

だから、うれしくなって心おどる時もあれば、
理解の乏しさに心暗くする時もある。

一喜一憂は人の世の習い。

賛否いずれも、ありがたいわが身の戒めと受け取りたい。

だがしかし、やっぱり大事なことは、他人の評価もさることながら、
まず自分で自分を評価するということである。

自分のしたことが、本当に正しかったかどうか、

その考え、そのふるまいにほんとうに誤りがなかったかどうか、

素直に正しく自己評価するということである。

そのためには、素直な自問自答を、くりかえし行わなければならない。

みずからに問いつつ、みずからに答える。
これは決して容易ではない。

安易な心がまえで、できることではないのである。

しかし、そこから真の勇気がわく。

真の知恵もわいてくる。

もう一度、自問自答してみたい。
もう一度、みずからに問い、みずからに答えたい。

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松下幸之助さんの「道をひらく」の一節「自問自答」です。

なるほど、と思いました。



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