2014年7月15日火曜日

敵を知る 己を知る



「敵を知る」「己を知る」

戦いはまず、敵を知ることから始めよ、

とはよくいわれることである。

しかし、敵を知るよりも前に、本当はもっと大事なことがある。

それは、つまり、己を知るということである。

己をかえりみるということである。

敵を知らなければ、勝負は定まらないとしても、

己を知らなかったら、戦いには必ず敗れる。

連戦連敗、その敗因はわが身にありである。

世事万般(せじばんぱん)、これとまったく同じことがいえると思う。

みずから不都合を生み出している場合が、案外に多いのである。

敗因われにありという悔いをお互いに残さないために、

己を知る心がけを、いかなる場合も失いたくないものである。

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有名な一冊
松下幸之助さんの「道をひらく」に書かれてあるものです。

松下さんは、「敵」について、

倒すだけが能ではない。
敵がなければ教えもない。
従って進歩もない。

だからむしろその対立は対立のままにみとめて、
たがいに教え教えられつつ、進歩向上する道を求めたいのである。

といわれています。

「敵」というと、大げさだけど、

意見があわない方、
価値観の異なる方
と置き換えて考えてみると、

相手(敵)を批判するだけでは、何も始まらない。

ということかな。と思います。

己を振り返ってみると、
敵から教えられることがありそうな気もします。

それでも、やっぱり、
愚痴を言いたい時はありますけどね・・・。(*^_^*)

頑張ろう♪

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