「人は、他人と出会うよりも先に、自分と出会っていなければならない」
哲学者・池田晶子さんの言葉です(「14歳からの哲学」)。
シンプルな一言ですが、いろいろな意味を考えさせられますね。
例えば、人間関係において、
相手のことが分からないのは、
実は、自分のことが分かっていないことかもしれません。
自分について知らないと、
他人のことを知るのも難しいのかもしれません。
自分の言葉や行動は、
自分の頭で考えて、理解しているように思っているけれど、
実は、考えているようで、そうでなかったり、
曖昧で、無意識のものも多いように思います。
「自分と出会う」とは、自分と向き合うことから始まる。
それがないと、他人と向き合うことも始まらないのかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿