2015年9月29日火曜日

「聞く」と、「聴く」

「聞く」と「聴く」

「聞く」は、音や声を感じ取る。

「聴く」は、耳を傾けて、聞き取る。

「聞く」よりも、「聴く」のほうが、

話をじっくり聞くイメージで使われているようです。

じっくり「聴く」ことは大切だけど、

それをしてみても、

相手の意図が分からなかったり、

聴けば聴くほど、相手の抱えている悩みの深さに気がついて、

どうしたら解決につながるのか、分からなくなることがあります。

そういう時、いったん「聞く」に戻ってみてはどうかと思います。

ただ、そこに一緒にいる。

相手の声を、とりあえず受けとめる。

それができただけで、まず、価値があることではないでしょうか。

「聴く」は、少し前傾姿勢、

「聞く」は、少しゆったり構える姿勢。

ゆるいけれど、

「聞く」ことから、何かが開けることもあるように思います。



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