2018年3月30日金曜日

読書するのは、意識髙い系?


#ビリヤニ#西荻窪

「読書会って、ちょっと“意識高い系”な感じがするんですよね。
真面目な人たちが集まって、作家とか、作品とか、あれこれ難しく語っちゃったり。
知らないことがあると馬鹿にされそうな気もするし…」

そんなふうに思っている人、結構いそうな気がします。

ふむ、ふむ、確かに。
私も、初めて「読書会」に参加した時は、緊張したよ。
読書会にも、いろいろなタイプがあるので、
読書が好きなら、自分が居心地のよい読書会を探してみるのがいいと思う。

村上春樹さんが、著書「若い読者のための短編小説案内」あとがきに、
本の読み方について、次のように書いていました。

本の読み方というのは、人の生き方と同じである。
この世界にひとつとして同じ人の生き方はなく、
ひとつとして同じ本の読み方はない。
それは、ある意味では孤独な厳しい作業である―生きることも、読むことも。
でもその違いを含めた上で、あるいはその違いを含めるがゆえに、
ある場合に僕らは、まわりにいる人々のうちの何人かと、
とても奥深く理解しあうことができる。
気に入った本について、思いを同じくする誰かと心ゆくまで語り合えることは、
人生のもっとも大きな喜びのひとつである。

こんな文を引用したら、やっぱり“意識高い系”と思われてしまうのかもしれないけれど。
いろいろな本を読むうちに、
意識の高かろうが、低かろうが、どちらでもよいってことになるんじゃないか。
と思ったりしています。

#意識高い系#読書#読書会#村上春樹

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