2018年3月28日水曜日

自分を癒す方法



スランプに陥ったり、やる気がでないとき、ありますか?
何らかの理由で、気分が落ち込んでしまったり、
落ち込んでいる理由さえ分からなくなるとき、ありますか?

マイナスからプラスに切り替えるのには、心のスイッチを入れるような作業が必要になります。

旅行や引っ越しなど、場所を変えることは、切り替えのスイッチにしやすいですし、

音楽を聴いたり、運動したりするのも、その作業に集中することで、切り替えのスイッチになりますね。

村上春樹さんのエッセイ「若い読者のための短編小説案内」によると、
書くことも、癒しのスイッチになるそうです。

誤解を恐れずに言ってしまうなら、あのときは物語を書くことによって、心の特定の部分を集中的に癒すことができます。精神的な筋肉のツボのようなところを、ぎゅっと効果的に押さえることができます。それは、身近く深い夢を見ることに似ています。

村上春樹さんは、あまりスランプになった経験がなかったが、何かを書こうという気持ちが沸いてこない時期があった。気分の切り替えに役立ったのは、短編の小説を書くことだったそうです。

何のために文章を書いているのか?と考えると
それは、やはり、自分のためです。
自分の頭の中を整理するという、個人的な目的で書いている。
そして、誰かに伝えたいことがあり、口頭では伝えにくいので、文書にまとめる。
ただ、誰かに読んでもらうことを前提に書いた文書であっても、書くことを通じて、自分の価値観や考え方、世の中の見方などを知ることが多くあります。

書くことが、自分を癒す方法の一つになる理由がよく分かります。



#村上春樹#エッセイ#若い読者のための短編小説案内#読書#感想文

0 件のコメント:

コメントを投稿