2018年3月19日月曜日

平昌パラは、終わったけれど。なんだか空しい?ちょっと心配?もやもやしてる





平昌パラリンピックは、終わったけれど・・・

なんとなく、空しい。

空しいというよりも、このままだとやばいなという感覚と言ったらよいのかもしれません。

一方で、やっぱり、こんなものかなという、変に冷静に受けとめる気持ちもあったりします。

次のパラリンピックは、2020年の東京パラリンピックだと思うと、
なんだか、いろいろと考えてしまいました。

平昌オリンピックの期間中は、通勤の電車のなかでも、羽生君とか、カーリング娘とか、話題になっている感が漂っていましたが、パラリンピックの期間中は、残念ながら、そうした話題を耳にすることがありませんでした。

NHKは「パラリンピックタイム」という番組を放送していました。
競技のポイントを分かりやすく解説していて、これを見たうえで実際の競技を見ると、
面白さが分かるだろうなぁと思いながら、観ていました。
ただ、スポーツ番組の一部として、パラリンピックの競技に触れるのではなく、
パラリンピックのための番組だと思うので、「なにげなく、見た」という人より、「見ようと思って、見た」という視聴者が多かった番組ではないかと思っています。

民放では、スポーツニュースのなかで平昌パラについて触れていましたが、
日本代表の選手がメダルを獲れたか、獲れなかったかという結果と、選手のコメントの一部を伝える短信扱いのものが多いので、その競技や選手に興味・関心があり、ある程度、知識が頭に入った人でなければ、さらっと流れてしまい、ほとんど記憶に残らないものだと思います。

そんなことを、パラリンピックにはあまり関心がない友達に話したら、

「パラリンピックの競技って、マイナースポーツと同じだと思うよ」と一言。

「あぁ、そうか」と、私は、腑に落ちました。

例えば、一般のスポーツで考えてみると、セパタクローという競技。
日本ではまだまだマイナーだと思います。

観戦しに行ったら、面白いかもしれないし、はまるかもしれません。

でも、私個人は、セパタクローを観戦した機会はなく、身近にセパタクローをしている選手やサポーターがいるわけでもありません。

面白さを知らないし、経験もないので、あえて見ようとは思わない。

スポーツニュースで、セパタクローの情報があっても、「ふーん、そんな大会があったんだな」と思う程度で、数秒後には、忘れている気がします。

「セパタクロータイム」みたいな番組があっても、あえて選んで観るかどうか・・・。
他の雑用と天秤に掛けるかもしれません。

マイナーから、メジャーに昇格すれば、観る人は増えるでしょうか?
例えば、プロのリーグがある、野球やサッカー、バレーボールにバスケ。

メジャーな競技になると、それなりに継続していくだけの仕組みがないといけなくなりそうです。

競技団体の運営とか、各チームのスポンサーなどなど、お金や人、組織のマネジメントが要りそうです。パラリンピックの競技が、そうした仕組みに馴染むのか?

「メダルがすべてじゃない」けれど、結果はやはり大事だと思うし、
メダルを獲得できる選手を輩出するには、競技人口の裾野を広げることと(横軸)、
能力のある選手を強化すること(縦軸)の両方が必要なはず。
 「知ってもらうこと」「気軽に競技を始められること」「競技を継続できる環境があること」などなど、必要なことがいろいろあって、そんなん、2020年までの時間で、とてもとても時間が足りなさそうと思います。

いろいろ考えてみて、答えが出ないことも多いけれど、

2020年のパラリンピックが終わった時に、空しい気持ちにはなりたくない。

じゃ、どうしたらいい?と自分に問い続けています。

#パラリンピック
#マイナー競技









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