2016年2月5日金曜日



チャレンジがうまくいかないのは、「意志が弱いから」ではない。

私たちは、意志の力が弱いことを、自分の性格のせいにしがちです。

「怠け者だから」「根気がないから」と思い、

「どうせ、私なんて…」と卑屈になる人もいるでしょう。

でも、意志の力が弱いのは、

その人の性格のせいではない。

「スタンフォードの自分を変える教室」という本によると、

意志の力が発揮できないのでは、

たいていの場合、
脳と身体が、自分でコントロールできる状態になっていないから。

例えば、

ストレスが高い状態が続いていると、やる気など沸いてこない。

ひどく疲れていると、意志の力など発揮できない。

脳も身体も良い状態でなければ、意志を強く持つことが難しくなる。


逆にいうと、

ゆっくり呼吸して、リラックスした状態をつくったり、

外に出て、適度な運動をしたり、

睡眠をしっかりとるなどして、

身体の状態を整えると、脳の状態にも影響して、

ストレスが減り、自分の意志をコントロールしやすくなるそうです。

たしかに、

ストレスが高い時は、暴飲暴食をしたり、余計なお買いものをしたり、

「衝動的」な行動をしてしまいがちです。

脳も身体も良い状態にないので、つい衝動的な行動に出てしまうのだと思います。


まずは、脳と身体の状態を整えることに集中すると、

意志の強さにつながってくるのかもしれません。



お読みになりたい方は

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

0 件のコメント:

コメントを投稿