2014年12月17日水曜日

泣いているきみ



泣いているきみが好きだ

笑っているきみと同じくらい

哀しみはいつもどこにでもあって

それはいつか必ず歓びへと溶けていく

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谷川俊太郎さんの詩「泣いているきみ」の一節です。

中学生の時、同級生の男の子に、家庭で不幸なことがあったのを知りました。

しばらく休んでいたその子が、学校に戻ってきたとき、

強がっている様子はなく、

泣いているわけでもなく、

淡々と過ごしているように見えました。

その淡々としているその姿が、とても悲しかった。

友達のなかには、声をかけていた子もいたと思うけれど、

私は、結局、何も言えませんでした。

谷川さんの詩の一節、最後の2行

「哀しみはいつもどこにでもあって

それはいつか必ず歓びに溶けていく」

「いつか必ず」と強く念をおしているところが好きです。

人それぞれ、大なり小なり、
生きていく過程で悲しい出来事にぶつかることがあり、

その出来事の記憶は、消すことができないかもしれません。

心に穴が開いてしまうこともあるかもしれない。

でも、「悲しみ(哀しみ)は、いつか歓び(喜び)に溶けていく」

と思うと、

なんだか、とても救われるような気持ちになります。

悲しい思い出を思い出してしまいましたが、

今日も元気に、寒さに負けずに頑張ろう

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