2014年12月16日火曜日

「違い」から学ぶ

誰かに自分との「違い」を見つけ、

何かを感じ思うことは自然な事だ。

変だと感じるものは変!

妙だと思うものは妙!

理解できないものは理解できない!

心の動きに制限をかける必要は全く無い。

自分の正直な心の動きを見つめずして、

すっ飛ばしてなかったことにしてしまうから、

「差別をしてはいけない」とか

「偏見を持ってはいけない」とか

“上辺だけ”の平等論や理想論がじわじわと社会を包み、

結果として「差別」や「偏見」がより根強く残ってしまう。

違うものは違う。それでいいんである。

むしろそこが出発点なのだ。

「違い」そのものや自分の心の動きにどう対峙し、

自分とは違う誰かとどう関係を築いてゆくのか。

障害の有無を問わず、
人と人との関係性はそこから出発するのではないだろうか。

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京都にあるNPO法人スウィング発行のフリーペーパー「Swinging」(Vol.17)。
施設長の木ノ戸昌幸さんのエッセイにあった言葉です。

直球です。
ビシッと、きました。

他人と接することは面倒な場面もあるけれど、

それを避けてしまうと、

他人と自分の「違い」を知るチャンスを逃してしまう。

結局、自分の視野を狭くしてしまうし、

思考の幅も広がらないように思います。

他人との人間関係で、悩むことや、辛くなることもありますが、

それもまた、自分との「違い」を考えるきっかけなのかもしれません。

「違い」から学ぶこと、吸収できること、たくさんありますね。



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