2020年5月31日日曜日

【線は、僕を描く】そこに、自分が表れる



ずっと、気になっていた。
水墨画を題材にした小説「線は、僕を描く」

水墨画の画家たちは、どのように作品をつくっているのか。
紙と墨を使って、何を表現しようとしているのか。
何を描いて、何を描かないか。

水墨画の世界について、知ることができ、
どこかで作品が展示されていたら、観に行きたいと思う。

この作品が扱っているのは、水墨画だけど、
書道でも、文芸でも、絵画でも、もしかしたらスポーツでも、
同じことがいえるのかもしれない。

人が何かを表現しようとするとき、
その表現の中に、「自分」が表れている。

一輪の花を描いた時、
文章をまとめた時、
100mを走った時、

一枚の紙の上に、文章の行間に、懸命に走る姿に、
どこかに「自分」が表れているものだと思う。

「線は、僕を描く」を読むと、自分を表現できる何かと出会えることは、
幸せなことなんだと、改めて思う。


線は、僕を描く

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