2017年12月18日月曜日

「実力不足」なんて、簡単には言えない

#参鶏湯#SOUPSTOCK

ドバイで開催されていたアジアユースパラ競技大会を見てきました。ユースの選手たちは、
10代から20代前半の選手たち。彼らが、アスリートとしての道を歩むにしても、2020年の東京パラリンピックに間に合うかどうか。本命の大会は、その次の2024年パリ大会になる選手も少なくないと思います。

糸井重里さんは、「ボールのようなことば。」という本の中で、
あるアスリートが「実力不足でした」と言ったことについて触れており、

「実力不足」という言葉は、「あわよくば好成績も」と欲がでてしまうくらいの強さというか、弱さが認識できた時に、やっと言えるようになるものだろうと思うのです。
「実力不足でした」と言えるほどの実力は、なかなかつくものじゃないですね。

と書いています。

これ以上ないくらい練習を積み、
徹底的に自分を追い込んで精神的にも強くなり、
勝負に向き合い、
本気で戦った結果、
敗れた時に初めて、「実力不足でした」と言えるということだと思います。

国際大会に初参加だったり、これから体づくりやメンタルの鍛錬の必要性があるうちは、まだ「実力」がついていない状態。

「努力不足」や「練習不足」はありうるけれど、
ユース世代の選手たちが「実力不足」を使うには早いですね。「実力不足」という言葉は簡単には言えないことに気がつくにも、もう少し時間が掛かるのかもしれません。

ただ、年齢的には大人であっても、本気で勝負をしなければ、
自分の「実力不足」が見えないかもしれないけれど。

#自分掘り起し#コーチング#自己啓発#アスリート#糸井重里

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