2020年1月27日月曜日

【発達障害に生まれて】子どもに向き合うこと、障害に向き合うこと、社会に向き合うこと



「発達障害に生まれて」は、
知的障害のある自閉症の子どもを育てている母親17年をまとめた一冊。

言葉をなかなか発しない。
他人に関心を示さない。
子には強いこだわりがあり、
場合によってパニックを起こす。
家のなかを飛び跳ねる
気になる人にしつこくする

そんな特性のある障害を持つ息子。
子育ての過程で起きる様々な出来事は、
障害のない子の子育てと比べると、「大変」と思われがちかもしれない。

しかし、「大変」だから「不幸」なわけではない。
母親には、そんな子と向き合うなかで「喜び」があり、「幸せ」がある。

発達障害(自閉症)の子と母親の一つのケースを通して、
子どもを育てること、人を育てることは、どういうことなのかを
改めて考えさせられた。

子どもに向き合うこと、
家族に向き合うことは
自分自身に向き合うことかもしれない。
そして、自分を取り巻く社会について考えたり、
自分が身に着けている価値観を問うことなのかもしれない。

#発達障害
#読書



0 件のコメント:

コメントを投稿