2019年8月29日木曜日

自分自身を演じている #映画#存在のない子供たち 


スラムの貧困と移民の問題を、主人公の子どもの視点を通して描いた映画「存在のない子供たち」。

主人公のゼインをはじめ、主なキャストは、役柄に近い経験がある素人だそうです。
ドキュメンタリーではなく、フィクションの映画なのですが、登場人物一人ひとりがそれぞれの役柄にはまっています。演技とは思えない。
おそらく、それぞれが等身大の役を演じていた。ありのままの自分自身をカメラの前で見せたのではないかと思わされました。

子どもたちが、子狡さや賢さを備えており、やけに大人びて見えるのは、貧困の中を生き抜くには、そうならざるを得ないのかもしれません。

貧困や移民の問題は、映画の中でも解消されないのですが、
映画のラストには、少し救われます。

この夏、お勧めの映画です。

#存在のない子どもたち

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