2017年5月22日月曜日

無心とは、心を無くすと書くけれど



無心とは、心を無くすと書きますが、
心を完全に無くすのではなく、
「邪心」を無くすという意味だそうです。

何か気にかかることが発生して、
あれこれ、ぐだぐだと考えている時、
考えるのを辞めればいいのですが、それがうまくいかなかったりして、
同じところをぐるぐる回ってしまうことがあります。

無心になる方法を探していた時、
体験的に思い当ったのは、
思考に「別の動き」をつくることです。

例えば、
ちょっと体を動かしてみるとか、
ちょっとお料理をつくってみる。
作業をつくることで、半ば強制的に、別の方向に意識を向けます。
その作業に集中できると、何かをあれこれ、ぐだぐだと考えることが減り、
必然的にあれこれ、ぐだぐだと考えるのを辞めていたりします。

「リセット」という言葉にも近い意味があるように感じています。

いったん別の動きを入れることで、これまでの動きに区切りをつけ、
より良い方向に向かう動きにつなげるようなイメージが沸いてきました。



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