2015年6月2日火曜日

【目の見えない人は 世界をどう見ているのか】見えない人に、見えている世界とは


「障害」という言葉には、
何かが「できない」、「不自由」という
意味がついてまわります。

でも、実際に、「障害」のある人と接していると、

「障害」って何だっけ?
「健常者」といわれている人にも、
「障害」と呼んでいいような「できない」ことはあるよね?

と感じることがあります。

目が見えている人に、見えない世界があり
目が見えない人に、見えている世界がある。

「目の見えない人は 世界をどう見ているのか」
(伊藤亜紗・著 光文社新書)
は、とても興味深い指摘が満載の一冊でした。

視覚障害のある人は、
視覚的に見ていないけれど、世界を見ている。

では、どんなふうに見ているか。
いくつかの例をひいて、説明されています。

私が2005年に制作した映像作品
「見えないあなたと美術館へ」

で紹介させていただいた

言葉による美術鑑賞の取り組みについても
取り上げられています。

目の見える人にとって、
世界の捉え方を変える本かもしれません。

『目の見えない人は 世界をどう見ているのか』
読みたい方はhttp://goo.gl/aXPezT


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