2020年12月2日水曜日

部活が嫌いだった



 中学生の頃、「部活」が嫌いだった。

演劇部に所属していて、演劇そのものは好きだったのだが、「部活」に伴う慣習が嫌いだった。

1つ学年が違うだけで、先輩、後輩と位置付けられ、先輩から後輩に向けて様々な「指導」が発生する。

「分かった?」「ハイっ!」

「返事は?」「ハイっ!」


それって、必要?
それって、意味があるの?
まるで、軍隊の訓練みたいに思えるような行動を強いられるのが嫌いだった。

挨拶や返事、言葉遣いや態度は、大切なものだと思ったけど、部活に伴う慣習は、なんだか理不尽に感じるものが多かった。そういうものなんだと、自分で自分に言い聞かせて過ごしていたけれど、気持ちがよいものではなかった。

こんな慣習、部活なんて仕組み、辞めたらいいのにとずっと思っていた。

大学卒業後、京都に住み、最初の職場でお世話になった高松平蔵さんによる、

最新刊「ドイツの学校にはなぜ、「部活」がないのか」

これは、気になる1冊です。


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