2017年11月24日金曜日

「感度」は知っているけど、「特異度」って何? 自分の意見をはっきり言うことができますか?





臨床検査の用語に「感度」と「特異度」というものがあります。
これらは、その臨床検査が有用なのかどうかを判定する指標になるものです。

「感度」は、他の分野でも使われている言葉なので、
イメージがしやすいと思いますが、
「陽性(疾患あり)」の人を「陽性」だと判定する割合
つまり、感度が高い検査は、疾患がある人をきちんと見つけられる割合が高いことになります。

「特異度」は、一般的にはあまり聞きなれないかもしれませんが、「感度」とは逆で、
「陰性(疾患なし)」の人を「陰性」だと判定する割合を示します。
つまり、「特異度」が高い検査は、疾患がない人をきちんと陰性だと判定する割合が高く、
疾患がない人を間違って陽性(疾患あり)と判定する割合は低いことになります。


感度、特異度の言葉の意味を、少しゆるく捉えてみると
「あるものは、ある」と言える割合
「ないものは、ない」と言える割合
とか、
「正しいことは、正しい」と言える割合
「間違っていることは、間違っている」と言える割合
みたいなことを思いつきます。

肯定的な事柄であれば、「あるものを、ある」と言いやすいですが、逆に、
他人をからかっている人に対して、「悪いものは、悪い」と面と向かって言えるでしょうか。

事柄にも、相手にも、時と場面によっても、言える、言えないがあるように思います。

相手に「言いにくい」内容でも、必要であれば、伝える必要は出てきます。
それを言える「特異度」を高めるには、どうしたらいいでしょうか?

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