2014年7月12日土曜日

Respect は振り返る



Respect(リスペクト)=「尊敬する」

この英語、もともとは、「後ろ(re)」を「見る(spect)」、

「振り返って見る」

そこから、「尊敬する」という意味になったそうです。

日本語の場合、

「尊敬する」には、

「下から上を見上げる」イメージがあるので、

「振り返って見る」というのは意外でした。

改めて、「振り返って見る」について考えてみると、

まず、周囲を見て、自分がどこにいるかを掴んでいる。

自分が進んでいく方向だけでなく、
振り返って見ることができる「余裕」がある。

後ろを振り返って、
自分がそれまで取り組んできたことを、経験としてとらえることができる。

そんなことが浮かびます。

現状認識
目標設定
自己肯定

そうしたことができて初めて、
本当に優れている人の素晴らしさを、心の底から、素晴らしいと思えるのかもしれません。

口先だけで「尊敬している」と言うことはできるけど、

心の底から、「尊敬している」と思えるようになるのは、

ある程度、自立した人間になってからなのかもしれません。


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