「敵を知る」「己を知る」
戦いはまず、敵を知ることから始めよ、
とはよくいわれることである。
しかし、敵を知るよりも前に、本当はもっと大事なことがある。
それは、つまり、己を知るということである。
己をかえりみるということである。
敵を知らなければ、勝負は定まらないとしても、
己を知らなかったら、戦いには必ず敗れる。
連戦連敗、その敗因はわが身にありである。
世事万般(せじばんぱん)、これとまったく同じことがいえると思う。
みずから不都合を生み出している場合が、案外に多いのである。
敗因われにありという悔いをお互いに残さないために、
己を知る心がけを、いかなる場合も失いたくないものである。
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有名な一冊
松下幸之助さんの「道をひらく」に書かれてあるものです。
松下さんは、「敵」について、
倒すだけが能ではない。
敵がなければ教えもない。
従って進歩もない。
だからむしろその対立は対立のままにみとめて、
たがいに教え教えられつつ、進歩向上する道を求めたいのである。
といわれています。
「敵」というと、大げさだけど、
意見があわない方、
価値観の異なる方
と置き換えて考えてみると、
相手(敵)を批判するだけでは、何も始まらない。
ということかな。と思います。
己を振り返ってみると、
敵から教えられることがありそうな気もします。
それでも、やっぱり、
愚痴を言いたい時はありますけどね・・・。(*^_^*)。
頑張ろう♪
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