「成功」か「失敗」か。
それを決めるのは、自分。
私は、そう思っています。
そんな話をしたら、聞いていた方から、
「あなたは、強いね」と、言われたことがありました。
私自身は、強いわけではなく、本当は、弱いのだと思っています。
他人から評価されることを意識したり、
大勢の方から賞賛されることを目指そうとすると、
なんとなく、自分らしくいられない。
他人の評価のモノサシにあわせることが苦手なのです。
他人の評価をまったく気にせずにいられるわけではないし、
時には、悩み、迷い、いろいろ考えたりもします。
自分の価値観のモノサシが揺らぐこともあります。
そういう弱さがあること。
身に染みて、痛いなぁ・・・。
と思うことがありますが
その時々で、
「成功か、失敗か、決めるのは自分」と、
自分で自分に言ってみます。
この原点に立ち返ると、
心にかかっていた霧が晴れて、
大切なものは何かが分かることが多い。
「これでいいのだ」と元気が沸いてきます。
下記は、
森博嗣さんが「成功は成功の元」というタイトルで
書かれていたエッセイの一節。
最後の一文、元気をいただきました。
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とにかく、失敗とか成功を、他者に見られている恥ずかしさ、誇らしさ、という感情で受け止めている人が多すぎる。
人からどんなふうに見られているか、ということでしか自己評価をしていない。
だから、失敗したときには恥ずかしくなり、成功したときには有頂天になる。
そんなことは、本来、小事なのだ。
失敗も成功も、自分にとって何なのか、
というふうに分析をすれば、次第に大きな成功へと導かれる。
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