チャレンジがうまくいかないのは、「意志が弱いから」ではない。
私たちは、意志の力が弱いことを、自分の性格のせいにしがちです。
「怠け者だから」「根気がないから」と思い、
「どうせ、私なんて…」と卑屈になる人もいるでしょう。
でも、意志の力が弱いのは、
その人の性格のせいではない。
「スタンフォードの自分を変える教室」という本によると、
意志の力が発揮できないのでは、
たいていの場合、
脳と身体が、自分でコントロールできる状態になっていないから。
例えば、
ストレスが高い状態が続いていると、やる気など沸いてこない。
ひどく疲れていると、意志の力など発揮できない。
脳も身体も良い状態でなければ、意志を強く持つことが難しくなる。
逆にいうと、
ゆっくり呼吸して、リラックスした状態をつくったり、
外に出て、適度な運動をしたり、
睡眠をしっかりとるなどして、
身体の状態を整えると、脳の状態にも影響して、
ストレスが減り、自分の意志をコントロールしやすくなるそうです。
たしかに、
ストレスが高い時は、暴飲暴食をしたり、余計なお買いものをしたり、
「衝動的」な行動をしてしまいがちです。
脳も身体も良い状態にないので、つい衝動的な行動に出てしまうのだと思います。
まずは、脳と身体の状態を整えることに集中すると、
意志の強さにつながってくるのかもしれません。
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