この本は、
「東京」への幻想と、「田舎」への幻想を、見直すきっかけをくれる本です。
例えば、
「東京」=「面白い人に出会える」/「田舎」=「面白い人に出会えない」
「東京」=「仕事がある」/「田舎」=「仕事がない」
こんな幻想、私自身もたしかに持っていた気がします。
よくよく考えれば、
「東京」で、面白い人に出会えるのは、出会いを求めて出かけている人ですし。
そうした行動力のある人は、田舎にいっても、面白い人をみつけられるはず。
どんな環境でも面白がることができるのではないでしょうか。
仕事についても、有る無しではなく、
田舎と、東京では、働き方が異なるということだと思います。
健康で文化的な最低限の生活をするための金額は、
東京と田舎で必要となる金額に差があるのでしょう。
イケダハヤトさんは、いいます。
『あなたがダメなのは あなたが無能だからではなく、環境が悪いだけ』
この本では、環境を変える (地方への移住など)ことを勧めています。
たしかに、どこで暮らすかという選択は、人生に大きく影響しますね。
「しあわせ」の選択といえるかもしれません。
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