心が折れたとき、
不安や恐れ、閉塞感や諦め、さまざまな気持ちに襲われるけれど、
そこが「底」だと考えてみよう。
そこが「底」だから、それ以上は落ちない。
不安や恐れ、マイナスの感情にいったん底打ちをしよう。
問題は、自分自身の中にある。
しかし、「自分の問題は、自分で解決できるはずだ」と考えるのは、傲慢かもしれない。
人は傲慢になると、学べない
謙虚になると、多くを学べる。
「レジリエンスの鍛え方」(久世浩司・著)から、上記のことを学びました。
「レジリエンス(精神的な回復力)」とは、
心が折れるような失敗があっても、
そこから自分自身を回復させ、
不安や恐れなどマイナスの感情をコントロールして、
次の新たな挑戦にむかっていける「力」。
このレジリエンスは、自分で鍛えることができるそうです
心が折れるような出来事があると、誰でも凹みますが、
不安や恐れ、嫌悪感や閉塞感などの感情にとらわれていると
凹んだ状態からずっと抜け出せないですね。
凹んだら、もうこれ以上は凹まないと区切りをつける。
同じ状態のままでいたくはないなら、そこが「底」だ!と底打ちする。
新しいステージへ向かえるように
自分の意志のベクトルを上昇へ切り替える。
感情をコントロールして、新しい挑戦ができるようにする。
こうした流れをつくれると、前向きになれそうです。
「レジリエンス」の鍛え方は、いろいろ挙げられていますが、
特別なものではなく、心がけだと思います。
「レジリエンス」と名付けることで、
何に注目し、どうコントロールすればよいかが整理され、
心がけのポイントが可視化されて、分かりやすいです。
凹んでいる方は、まずは、そこを「底」にしましょう。
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