「自己責任」という言葉は、好きではありませんが、
「責任」を避けると、
新しいことに挑戦することを避けたり、
相手に向き合う機会を逃したりすることもありそうです。
ピーター・F・ドラッカーの言葉に、次のようなものがあるそうです。
成功の鍵は、責任である
自らに、責任をもたせることである。
あらゆることが、そこから始まる。
地位ではなく、責任である。
「責任をもつ」というと、
日本では、失敗した時に生じる負債を背負う意味
があるように思います。
リスクを引き受けることや、
マイナスの結果を引き受ける意味で「責任」をとらえると、
「責任なんてもちたくない」と考える人が多いかもしれません。
でも、ドラッカーの言葉にある「責任」は、
物事を「自分ゴトにする」にするということだと思います。
「他人ゴト(他人の事)」ととらえると、
真剣さは欠けますし、
考える姿勢も受け身になる。
「自分ゴト(自分の事)」だととらえると、
熱心に考える姿勢になり、
問題解決や改善に向けて一歩を踏み出せる。
責任の意識が、行動につながれば、
それだけで「成功」といえるのかもしれません。
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