2015年9月4日金曜日

思いどおりにいかないから、おもしろい

思いどおりにいかないから、おもしろい。

書道家・篠田桃紅さんは、

墨で一本の線をひくことの面白さについて、

次のように書かれていました。

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定規できちっと引くなら、自分の考えたとおりになるでしょう・

でも、自分の中にある線を、フリーハンドで描くと、毎回、違う。

線は、自分の意思に沿ったものだけど、どこか裏切られている。

そこに、自分自身の初めての発見がある。

一本一本の線が、一期一会です。

つねにどうなるか分からない未知数は、人生と同じです。

人生は、いくら予定したところで、そうはいかない。

何が起こるか分からない。

大地震が起こるかもしれないし、

急に病気で倒れるかもしれない。

そういう時に、人間はどういうふうに処するかでしょうね

思いどおりにいかない。それが面白いんです。

いつも賭けなんです。

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自分の中にあるものだけれど、実際は、どうなるかわからない。

そこに面白さがある。

問われるのは、いざ!という時、何かに直面した時、

自分がどう処するか。どういう行動をとることができるか?

ということかもしれません。

どんな局面でも、この先が「わからない」から

「面白い」と言える

ような心を持っていたいです。


今日も元気に

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