「早く、大人になりたい」
「大人になんかなりたくない」
子どもの頃、大人について、どんなふうに思っていましたか?
「早く、大人になりたい」と「大人になんかなりたくない」
私は、両方です。
「早く、大人になりたい」と思ったのは、
大人になったら、いろいろなことができる気がしたから。
仕事をしてお給料をもらったら、
まだ出かけたことのない場所へ行って、
いろいろなものを見てみたい。
いろいろな人に会って、話してみたい。
具体的ではないけれど、
大人になると、可能性が拡がるイメージがありました。
「大人になんかなりたくない」と思ったのは、
通勤ラッシュの映像を見たり
選挙や税金の話を聞いて、
大人についてくる「責任」が重たそうだったから。
「子どものほうが気楽かも」という理由です。
大人について、良いイメージが浮かんだ時には、
「早く、大人になりたい」と思い、
暗く重いイメージが浮かんだ時には、
「大人になんてなりたくない」となったのだと思います。
大人になった今、
これから、自分はどうなりたいのか? とイメージすることがあります。
責任だけではなく、いろいろなことを抱えているけれど、
それでも、ドキドキ、ワクワクするような未来像を描きたいなと思います。
「未来を予測する最高の方法は、自らそれを作り出すことである」。
これは、アメリカの計算機科学者アラン・ケイ氏の言葉だそうです。
素敵な未来を予測して、
自らそれを作り出すことが、最高の方法ですね。
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