生きる意味は、自分の中にあるものです。
生きる意味を、自分の味方にするか、敵にするかは自分次第です。
自分の中にある生きる意味という「宝」を
見つけ出せるか、出せないか。
気づくか気づかないか、
そこが人生の豊かさを左右する分かれ目なのだと思います。
生きる意味に気づける人は、
自分の弱さをとことん知っている人ではないかと思います。
自分が弱くて、醜い存在であるということをとことん見抜き、
とことん経験する。
そうすると、自分はいかにちっぽけな存在で、
つまらなくて
くだらないものかとわかってくるのです。
生きるつらさ、苦しさ、むなしさ自体にも意味があり、
それがひいては、生きる意味につながっていくのだと
自身に言い聞かせることが大切なのだろうと思います。
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目が見えない。耳も聞こえない。盲ろう者の福島智さんが、
著書「ぼくの命は言葉とともにある」に書かれていた一節です。
福島さんは、とても気持ちの切り替えが早い性格だそうですが、
それでも苦悩は多いといいます。
苦悩はあるけれど、その苦悩にも意味があり、
生きる意味につながっていると考えているそうです。
苦悩の中にも、意味を見出すことができるのは、
自分の弱さを知っているから。
意味を見つけることで、強さを手に入れているのかもしれません。
自分の命に意味を持つ自由は、誰にでも与えられている。
生きる意味は、自分の中にある。
探してみたいと思います。
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