人は、成功したり、失敗したりを繰りかえして なんとかなる
橋本治さんの著書「負けない力」(大和書房)に
こんなことが、書かれていました。
橋本さんは、「知性」をテーマに書籍の執筆を依頼されたとき、
知性=負けない力 だと考えたそうです。
それが、この本のタイトルになっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人は、自分の失敗を埋めることによって、
成功へとたどりつきます。
成功というものは、人をほっとさせ、癒してくれます。
でも、同時に、成功ばかり続けていると、人はだめになります。
だから、成功状態を続けたいのなら、
時々はそこに失敗を挟むことです。
成功は、失敗を自力で埋めることによって
もたらされるわけですから、
答えのないところを自分で埋めるようにするのが
一番なのです。
「負けないように、負けないように、勝たなきゃいけない」
と思って、てっとり早く、役に立ちそうな情報ばかりを求めて、
その結果、自分の中の「考える力」を弱体化させてしまう。
柔らかいものばかり食べていると、顎の力が弱くなって、
消化器官にもよくない影響がでる。
そんなことだって、あるかもしれません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
プラスばかりでもだめ、マイナスばかりでもだめ、
プラスとマイナスで、ゼロ。
くらいが、ちょうどよい。
マイナスと思われることにぶつかったとき、
思い返すとよいのかもしれません。
⇒「負けない力」(橋本治・著、大和書房)
読みたい方は、画像のクリックでアマゾンへつながります。
0 件のコメント:
コメントを投稿