「駄目だった」と言われたとき、
「駄目だったんだね」と受けとめる。
つい、「駄目じゃないよ。頑張れ」などと
励ましの言葉を口にすることががあるけれど、
望みを失っている相手は、
「頑張れ」という言葉に、よりいっそう孤独を感じるかもしれない。
望みを失っている人がいたら、
まず、相手の気持ちに寄り添う
相手の悲しみを「そうだったんだね」と受けとめる。
一緒に苦しみながら傍らにいる。
傍らで受けとめながら、相手に対して望みを失わない。
相手の力を信じて、じっと待つ。
小川洋子さんと河合隼雄さんの
対談「生きるとは、自分の物語をつくること」
を読み返しました。
望みを失っている相手の気持ちに寄り添って、
傍らにいるには、相当な強さが要ります。
完璧にできることは難しいと思うけど、
言葉にできない相手の気持ちを、まず、受けとめること
とても大事なことだと思います。
そういう事ができる、器の大きさを持てたらいいですね。
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