「障害」という言葉には、
何かが「できない」、「不自由」という
意味がついてまわります。
でも、実際に、「障害」のある人と接していると、
「障害」って何だっけ?
「健常者」といわれている人にも、
「障害」と呼んでいいような「できない」ことはあるよね?
と感じることがあります。
目が見えている人に、見えない世界があり
目が見えない人に、見えている世界がある。
「目の見えない人は 世界をどう見ているのか」
(伊藤亜紗・著 光文社新書)
は、とても興味深い指摘が満載の一冊でした。
視覚障害のある人は、
視覚的に見ていないけれど、世界を見ている。
では、どんなふうに見ているか。
いくつかの例をひいて、説明されています。
私が2005年に制作した映像作品
「見えないあなたと美術館へ」
で紹介させていただいた
言葉による美術鑑賞の取り組みについても
取り上げられています。
目の見える人にとって、
世界の捉え方を変える本かもしれません。
『目の見えない人は 世界をどう見ているのか』
読みたい方はhttp://goo.gl/aXPezT
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