「優しい、おじさん」
韓国の人は、日本人のこと、良く思っていないんだろうな。
高齢の方は特に、教育の影響や、戦争の記憶などがあるはずだ。
心の底では、憎まれているのかもしれない。
そんなふうに思っていました。
先日、韓国に行った時、
駅の構内で、うどんの出汁の良い香りがしてきました。
「あ~、うどん。おいしそう」
思い切って、カウンターの中にいたお姉さんに手をあげました。
でも、貼りだされてあるメニューは、韓国語。
どれが「うどん」を示すのか、まったく分かりません。
身振りで示してみたものの、まったく伝わらない。
う~ん、どうすればいいんだろう?
カウンター席の一番奥に座っていた、おじさんが
お姉さんと話し始めました。
おじさんは、私のほうを向いて、一言。
「何、ですか?」
え?日本語!
「うどん、です!」
おじさんが、通訳を始めました。
時間が遅かったため、天ぷらはなくなっているけど、
うどんだけなら作れるとのこと。
うどんだけなら作れるとのこと。
お願いすることにしました。
でされたのが、写真の一品です。
天ぷらの代わりに、いろいろ乗せてくださり、
「サービス」と言います。
「サービス」と言います。
「韓国人だから」「日本人だから」
そういうことが問題になることもあるけれど。
まったく問題にならないこともある。
自分の中にあった「だから」の思い込みに気づきました。
おじさんの優しさ、あたたかく、しみました。
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